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リーガル・ハイ・第11話(最終回) [リーガル・ハイ]

「自己犠牲? 違う。彼女は自分が善人だと思いたくて告発したんだ。自己満足だよ」



「善人きどりの負け犬のまま、勝者に対する恨み妬みを言うだけの、ミジメな人生を送り続けるといい」



「どんなに強い者でも、いつかは必ず負ける日がくる。そして、たいてい意外な相手に負けるものだよ」



「ひとは夢を見るから生きられるんです。理想をかなえようとするから、あたしたちは このあきらめに満ちた現実を生きて行けるんです。あたしは、理想が現実を覆せると信じています」



「そちらの弁護士先生が主張なさったことは、なんの論理的根拠もなく、ひたすら情に訴えるのみの女子中学生が同人誌に投稿して落選するライトノベル以下の作文であり、しかも、自分に酔って涙する始末。裁判は夢を探す場所? そんなものが見つけたいなら、インドのガンジス川か、下北沢の三流劇団に入りたまえ」



「われわれは神ではありません。このわたしも含め、愚かで、感情的で、間違えてばかりの ちっぽけな生き物です。そんな人間に人間を裁くことはできるのでしょうか。いいえ、できません。だから、人間になり代わり、法が裁くんです。どんなに怪しかろうと、どんなに憎かろうと、一切の感情を排除し、法と証拠によってのみ人を裁く。それこそが、われわれ人類が長い歴史の中で手に入れた、法治国家という大切な大切な財産なのです」



「旅人のコートを脱がせたぐらいで、勝てると思うな。太陽やるなら、灼熱地獄でパンツ1枚残さず はぎ取れ。それぐらいでなければ、理想と現実を変えることなどできはしない。もっともっと強く、賢くなれ」


フジテレビ/2012年6月26日放送
【脚本】
古沢良太
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