京都地検の女９・第４話（２時間スペシャル）

「便利な言葉です。魔が差した――。突発的な犯行を説明するのに、これほど便利な言葉はありません。ですが、魔が差すには、差すだけの理由があるはずです」

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「不思議だよな。自分が生き方を変えると、出会う人間の種類が変わる」

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「世の中、少しはまともな場所があってもいい。ズルの通じない場所ですよ」

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「正しいひとなんていない。（中略）　ひとはみんな間違いを繰り返すものだ」

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「デマって、２種類あるそうですよ。みんなが怖れてることと、望んでることと」

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「黙秘権っていいですよね。誰にも奪えない権利だ」

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「きみは怯えたような目をしていた。自分を強く見せようと必死で、必死になればなるほど、不安が・・・ひとに軽んじられる不安が、透けて見える目だ。ワルと呼ばれる若者の多くがあの目をしている」

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「（修学旅行生の坐禅体験）でバシッてやるのを、体罰って言う人がいるらしいんだよ。そのうち、うちの寺にもクレームがくるぞ」
「修行している者を打つのは眠気と邪気を追い払う助けじゃ。罪を犯した者を打って、初めて罰という。少し考えれば気づくことじゃ」

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「問題を起こす人間は、自分が誰かの権利を奪ってることなど気がつかない。直接 傷つけた相手には謝罪の気持ちを持っても、痛みを我慢させた相手のことは頭に浮かびもしない」

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「過ちのない人生なんてない。でも、ひとは間違いに気づくことはできる。正しくありたいと願うことはできる」

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テレビ朝日／2013年8月15日放送
【脚本】岩下悠子