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特捜9・第9話 [特捜9]

「青柳靖 警部補――。乱暴な言葉づかいが親しみだと勘違いしている、ぼくが最も距離を置きたい男。このひとと親しくなりすぎると、いつの間にかマインドがパシリになってしまうに違いない。言ってやりたい・・・それはパワハラだと」



「矢沢英明 巡査部長――。青柳警部補の暴投を受け続ける永遠のキャッチャー。本人が(体型的に)むいているのは見た目からしてわかるが、ぼくが なりたいのはエースピッチャーなんだ」



「小宮山志保 警部補――。寛容な人がらで、9係時代、長く主任を務めたらしいが、それを見習うと、こんなふうに変人たちに囲まれる羽目になる。その上、実はそんなに寛容でもない」



「村瀬健吾 警部補――。キャリア志向も、いまや過去形。もはや ひらき直っているフシがある。多少ぼくと似通っている部分があるだけに、ある意味、最も参考にしてはいけないお手本だ」



浅輪あさわ直樹 巡査部長――。ぼくの直属の上司。主任なのに、お茶を買いに行かされて喜んでいる。このひとが昔の仲間を集めたせいで、(特捜班は)こんなメンバーになった。情に流されて、本質を見失うタイプの典型だ。そんなひとを主任にしたのが、このひと宗方朔太郎 警部――。巡査部長を主任にするなんて、上は正式に認めているんだろうか。『運転手はきみだ。車掌はばくだ』のノリ。つまり、ここは ごっこ遊びの、でたらめ部署の可能性がある。長くいても、ぼくのキャリアのプラスにはならない」


テレビ朝日/2018年6月6日放送
【脚本】
徳永富彦
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