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さくらの親子丼2・第8話(最終回) [さくらの親子丼]

「さくらさんには わかんないんだよ、泥にまみれて、生きてるやつの気持ちがさ。簡単じゃないんだよ、前に進むのって。泥の中、泳ぐのってさ、疲れんだよね」



「彼が更生するのに必要なのは少年院ではありません。社会の中でいろいろなことを学び、秩序を身につけることが大事なんです」



「次の時代は誰が作るんですか。誰のものですか。ぼくたちじゃ、ありませんよ。ましてや、あの裁判所の年寄りでもない。子供たちなんですよ。(中略) その子供たちを傷つけて、社会からはじき出そうとして、どうするんですか」



「あたしが わかってることは、この手で・・・この手で、子供たちと つながって あげることだけです。この手で子供たちに おいしいものを作ってやり、お腹いっぱい食べさせてやる。子供が間違ったことをすれば、この手で叩き、泣いていれば、この手で涙をぬぐってやる。悲しみの中で震える子がいたら、この手で、この手で抱きしめてやる。泥沼に沈む子がいたら、この手でその子の手を握って離さない。桃子先生は、それは間違いって言うだろうけど、でも、あたしが できることは それだけです」



「あんたの人生は泥水なんかじゃない。たとえ いまは泥にまみれてても、あんたの本当の心は ちっとも よごれてないのよ」


フジテレビ/2019年1月26日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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