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特捜9 season2・第11話(最終回) [特捜9]

「条件が完璧にそろってる事件しか裁いてはいけないなら、多くの事件は裁き切れなくなってしまう。いいか、ほとんどの人間は事件の詳細や法律など知らず、興味もない。ただなんとなく、悪いことをすれば罰せられると思ってるだけだ。しかし、その なんとなく が重要だ。それこそが、この国の目に見えない規範であり、正義なんだ。国民を導くためには、きっちりと裁かれたのだということを示さなければならない。つまり、正義はデザインされなくてはならない。そして、(裁判官の)わたしは凶悪事件を裁き切ることで、その一翼を担っている」



「大きな正義をデザインするために、小さな人生が理不尽に壊されていいとは思えない。ひとの無念は消えないんです。また新たな事件を生みます



「罪を完璧に裁いてくれる正義を求めているのは国民だ。わたしは(裁判官として)その責務を果たしているだけ。警察だって、同じだろ」



「1億の規範になる正義は、往々にして厳しく、冷たいものになりがちです。その中で、たったひとりでもいい、浅輪あさわのような正義が必要なんです。優しい正義が」


テレビ朝日/2019年6月26日放送
【脚本】
徳永富彦
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