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やすらぎの刻 ~道・第110話 [やすらぎの刻]

「(キリスト教徒は)どんなひとでも愛するんですか。それは敵でもですか。敵という意味がわからないのかな。国が敵だと決めたものが敵ですよ。あなたは敵に右の頬を殴られたら、左の頬をも殴れと差し出しますか。(中略) あなたは戦争は嫌いですか。戦争はよくないと思いますか。いや、自分も正直(戦争は ないほうがいいと)そう思いますよ。しかし、いま日本は戦争をしてます。戦争をしている以上、仕方ありませんな。同胞が・・・というか、家族や友人が殺されるのを見て、自分も殺せと左の頬を敵さんに差し出すわけにはいかない。家族を必死に守るために、戦うことしか できんでしょう。あなたの言うことは間違っちゃおらんが、いまは その考えは言わんほうがいいです」


テレビ朝日/2019年9月6日放送
【脚本】
倉本聰
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