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相棒18・第2話 [相棒]

「第二次世界大戦のあと、チャーチルはこう言った。『これは必要のない戦争だった。われわれがもっと早く戦争の決意さえしていれば、容易に防げた戦争だった』――。どういうことかわかる? 第一次世界大戦で、勝者も敗者もヘトヘトになった。不戦条約なんていう国際協定まで結ばれた。そこでヨーロッパを席巻したのが平和主義だった。二度と戦争などすまい。平和を愛する尊い心から生まれたもの。ところが、その平和主義が、皮肉にもヒトラーという怪物の進撃を許してしまったのよ。度が過ぎた平和主義の台頭で、英仏は条約上 許されている軍事行動すらとれなかった。当初からヒトラーを叩きつぶしていれば、こんな悲惨な大戦争にならずに済んだのに・・・というチャーチルの後悔が、先の言葉なの」



「物事を単純化しないで。善悪は表裏一体」


テレビ朝日/2019年10月16日放送
【脚本】
輿水泰弘
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