江戸モアゼル ～令和で恋、いたしんす。～・第１話

「いちゃつきたいなら、本州から遠く離れた無人島でやってくれ。（中略）　残り少ない水を取り合って、殴り合いのケンカでもしてくれ」

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「ある経済学者が、一晩で運命のひとに出会える確率を計算している。0.0000034パーセントだ。つまり、ほぼゼロ。結局、この世に運命の出会いなんか存在しないんだ」

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「嘆いたって仕方ないだろ。わっちは置かれた場所で咲く・・・。いいや、置かれた場所で咲き誇るって決めているのさ」

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「あ、もう６時だ。あと（の仕事）は明日のわたしに任せて帰ろうっと」

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「人間に “使えない” なんて言葉、使うんじゃないよ」

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「あの子は自分の置かれた場所で、なんとか咲こうとしている。そんなあの子に『頑張らなくていい』って言葉は、どう響くんだろうね。逃げてばかりの人生じゃ、なにも成し遂げられないんじゃないか」

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「（あんたがいた江戸の世とは違って）こっちの世界じゃ、そう簡単には死なない。失敗したら、死ぬよりツラい時間がずっと続くんだよ」

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「粋じゃないねえ。期待って言葉で、泉美いずみを操るんじゃないよ。（中略）　うちの下郎げろうにも いたんだよ・・・そうやって ひとを うまく使う輩やからが。『期待してる』って言われれば、誰だって頑張るからね」

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「さっきから聞いてりゃ、 “使う” だ、 “使いづらい” だ。人間は道具じゃないんだよ。（中略）　道具は壊れれば直せるけど、人間は そうはいかないんだよ。壊れてからじゃ、遅いんだよ」

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「泉美はあんたの前で笑ってるかい。あんたは泉美の前で笑ってるかい。そんな顔（で仕事）してちゃ、好きなものも嫌いになっちまうよ」

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日本テレビ／2021年1月7日放送
【脚本】政池洋佑／【原作】江戸キリエ