元町ロックンロールスウィンドル・第5話 [元町ロックンロールスウィンドル]
「ロックは音楽のジャンルじゃなくて、生き方を表す言葉。私生活も頑張らないと、素晴らしい音は出せないもんね」
「(ビジュアル系バンドの経験はなくても)『薔薇』『堕天使』『あの丘』『迷路に迷い込んだ』『薄れゆく意識』『深紅に染まる』『メシア』――。基本、このワードの中から歌詞を作るから、ワードだけ覚えてくれれば大丈夫。ライブの前に『重大発表があるから』とか言っときながら、ライブに行ったら、まったく重大発表でないことがあるから、気にしないで。PVでやたら花ばかり燃やしても、気にしないで」
「音楽はね、孤独なやつのほうが、いい曲 作れんの。そして、それを聞いた孤独なやつに勇気を与えられる」
「売れて、落ち目になってから、勝負だよ。落ち目になったとき、どうするかだね」
「夢が実現しない人生になってしまいましたが、夢を追う過程で様々な勉強ができました。これからの人生の糧にして頑張ります」
「(夢が かなわなかったら)夢より大事なものを見つけろ」
「夢をあきらめてまで、ひとのために生きるのってロック。スライダー堺は本物のロッカーよ」
TOKYO MX/2019年4月30日深夜放送
【脚本】島田角栄
わたし、定時で帰ります。・第3話 [わたし、定時で帰ります。]
「教育係に必要なこと。新人類とか、モンスターとか、そういうレッテルを貼らないで、そのひと自身を見ていくことじゃないかな」
「辞表っていうのは、役職に就いたひとが、その職を辞めるときに提出するものであって、一般の社員のひとが、会社 辞めたいから提出するものではありません」
「誰かが やらなきゃいけないけど、やりたがらないこと(を)、誰も見てないところで自然にできるのって、エライと思う」
TBS/2019年4月30日放送
【脚本】清水友佳子/【原作】朱野帰子
プリンセス美智子さま物語 知られざる愛と苦悩の軌跡(FNN報道スペシャル 平成の“大晦日” 令和につなぐテレビ) [単発]
「お妃選びをはじめたころ、殿下はわたしに こうおっしゃった。生まれ育った環境のせいか、自分はひとの情というものに思いが至らない。だから、結婚する相手は思いやりの深い方が良い。そういう方に助けてもらいたい、と。その殿下がお選びになられたのが美智子さんだ。間違いない」
「ご家庭なしに、いままで遊ばしていらした東宮さまの いろいろなお話、そして、そんなにも家庭がお欲しかった ということを うかがいますと、本当に、うかがったときだけでなく、ひとりで思い出すときも、いつも涙が出て仕方ございません」
「家庭を持つまでは、絶対 死んではいけないと思った、と(東宮さまが)お話しくださったとき、わたくしは いままでの自分の見聞の中にも、読みました小説の中にも、このように寂しい言葉はなかったと思いました。そして、その中を25年間も健気にお歩きになっていらした東宮さまのために、乏しい力の全部をあげて、温かいホームを作ろうと決心いたしました」
「静かに、騒がれず、ひとつの自分の席を作りたい。そして、その小さな座に、一度すっぽりと自分を座らせなければいけないと思います。憎しみに囲まれて なにかをしようとしても、くずれくずれる砂山を足場にするように、なにひとつ実るものはございませんでしょう。これはどんな家をとってみても、職場、社会をとってみても、言えることではないかと思います」
「自身の幸せを求める以上に、人々に対して理想的な温かい家庭を見せなければならない。皇后さまはそう決意なさって、努力されてきた」
「多勢の足が踏んでいったはずの砂の中に、驚くほど どこまでも傷のない桜貝がございました――。この桜貝のように、美智子さまはどんな試練に見舞われようとも、輝きを失うことは なかったのです」
フジテレビ/2019年4月30日放送
【脚本】関えり香
2~4段目は番組が入手した「秘蔵ノート」に記されていた言葉