腐女子、うっかりゲイに告る。・第3話 [腐女子、うっかりゲイに告る。]
「ぼくはコウモリだ。ある時は異性愛者。ある時は同性愛者。そうやって自分を使い分けてる。(中略) もし童話で獣と鳥が和解したように、異性愛者と同性愛者が分け隔てなく存在できる社会が実現したとしても、ぼくのようなコウモリを認めてくれる場所はどこにもない」
「普通の(セックス)とは、なんだ。子孫繁栄のためが普通なら、コンドームをつけてするセックスは? 男女でするのが普通なら、80才のおじいちゃんと13才の少女のセックスは? きみにとって普通のセックスとは、なんだ。きみの中の普通を変えればいい」
「わたしが思う “普通の恋人” は、丁寧に挨拶し合える恋人かな。『おはよう』とか、『バイバイ』とか、『おやすみ』とか、ひとつひとつの挨拶に、きちんと信愛が宿ってる恋人を “普通の恋人” といいます」
「口が悪いひとって、相手のことを試してるんだって。どのくらい自分のことを好きでいてくれてるか、愛情を計ってるらしいよ。甘えてるんだって」
NHK/2019年5月4日放送
【脚本】三浦直之/【原作】浅原ナオト
俺のスカート、どこ行った?・第3話 [俺のスカート、どこ行った?]
「間違えることが許されないほうが、間違えてるの。わたしたちが教えなきゃいけないのは、一度でも間違えちゃいけない社会の厳しさより、間違えても、もう一度 挑戦できる社会の優しさじゃないかしら」
「あんたの将来こわしたくないから、再テストするんでしょ。そのために謝ったひとがいて、許したひとがいるの」
「学校はおまえを待っている。行って欲しい母親がいる。それだけで(学校へ行く理由は)充分だろ」
日本テレビ/2019年5月4日放送
【脚本】加藤拓也
インハンド INHAND・第4話 [インハンド]
「感情の奴隷には なるな。ぼくら人間はさ、感情に振り回される生き物なんだよ。悲しみや、苦しみに翻弄されて、命を絶つこともある。でも、感情があるから人間なんだ。前を向いて生きて行くんだ。人間は笑顔になれる唯一の生物だ。だから、もっと笑えばいい」
TBS/2019年5月3日放送
【脚本】福田哲平/【原作】朱戸アオ