ストロベリーナイト・サーガ・第5話 [ストロベリーナイト]
「超能力でひとが殺せるなら、超能力者が犯罪捜査をすればいいってこと。そしたら、刑事なんて必要ない。死体に外傷がなかったり、現場に遺留指紋もなかったりで、犯罪の立証方法を根底から見直さなきゃいけなくなる。それで どうやって被害者を救えるっていうの。刑事は絶対にいなきゃいけない。わたしはそう思う」
「(あなたは)すべて他人のせいにして、自分は言い訳ばかり。自分のしたことが どれだけのことなのか、なんにも わかってない。ひとの人生をメチャクチャに壊しても、反省はない。謝罪の気持ちもない。だって、悪いのは自分以外の誰かだから。その身勝手さ、死んでも治らないんでしょうね」
「ひとが誰かの言葉で救われる なんていうのは幻想だ。結局、てめえの人生 決めんのは、てめえなんだよ」
「悪事をすべて他人のせいにする渡辺のような身勝手な人間がいる限り、犯罪はなくなりません。ときどき思うんです。ああいう人間をあと何人 逮捕すればいいのか。この仕事は本当に社会のためになっているのかって」
「農家の人間ってすごいと思わないか。自分たちが作る米や野菜をみんなが食べてしまうから、また作らなきゃいけない。そう考える農家の人間は、まずいない。繰り返し循環させ、維持していく。それが、ひとの営みってもんだからな。オレたち刑事も一緒だ。犯罪が決してなくならないから、徒労なんじゃない。誰もが安心して、安全に暮らせるよう、少しでも犯罪を防ぐために、治安を守り続ける。それがオレたち刑事の務めでいいんじゃないか」
フジテレビ/2019年5月9日放送
【脚本】関えり香/【原作】誉田哲也
遊戯みたいにいかない。・第4話 [漫画みたいにいかない。]
「お互いに つきあうという約束を交わしたら、たとえ3日でも、いや1日でも、1秒で別れたとしても、元カレだ。『つきあってください』『はい、わかりました』『やっぱりイヤです』・・・元カレだ」
日本テレビ/2019年5月8日深夜放送
【脚本】オークラ