仮面同窓会・第4話 [仮面同窓会]
「(イジメた相手が自殺して、ツラい目に遭った。償いは充分にしたって)ホントにそうなの? そうやって自分に言い聞かせてるだけじゃないの。自分を満足させるための償いなら、意味ないよ」
「あいつらは他人を傷つけて勝ったつもりでいる かわいそうなひとたち。相手にする必要ないよ」
フジテレビ/2019年6月22日放送
【脚本】山岡潤平/【原作】雫井脩介
聖☆おにいさん 第Ⅰ紀・第1話(1,2,4話) [聖☆おにいさん]
「出前っていうのは、他人を全面的に信用しなきゃいけないシステムなわけだよね。もちろん、わたしたちは聖人だから、民を全面的に信用してこその存在なわけだけど。例えば、お店で食べ物を作って、それを まったく知らないひとが運ぶわけだよね。てか、そもそも その食べ物を赤の他人が作ってるわけだよね。この他人を2回 信用しなきゃいけないシステム(ってどうなのよ)」
NHK/2019年6月22日放送(2018年10月18日よりピッコマTVにて配信)
【脚本】福田雄一/【原作】中村光
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
俺のスカート、どこ行った?・第10話(最終回) [俺のスカート、どこ行った?]
「イヤなことも必要なのよ。ほら、差し色って大事じゃない? 白ばっかり、黒ばっかりじゃ、つまんないでしょ。一色 統一の中に、どんな色を差し込むか・・・。楽しいばかりじゃ、つまんないじゃない? 楽しい毎日に、ちょっとだけ嫌なことを差し込んであげるの。(中略) イヤなことは人生の差し色だから」
日本テレビ/2019年6月22日放送
【脚本】加藤拓也
やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛・第12話(最終回) [やじ×きた]
なつぞら・第72話 [なつぞら]
「(試験の)結果はまだ出てねえ。(でも、仕事はやめた。)なっちゃんだって同じだべ。(なっちゃんも東洋映画の採用試験に)受かる前に酪農をやめたんでねえか。決心するっていうのは、そういうことだ」
NHK/2019年6月22日放送
【脚本】大森寿美男
インハンド INHAND・第11話(最終回) [インハンド]
「今日が無事に終わらなければ、明日は来ない。明日が来なきゃ、明後日もない。100年後っていうのはな、そういった かけがえのない毎日の積み重ねで やってくるんだ。目の前の命を犠牲にするやつに、未来は救えない」
TBS/2019年6月21日放送
【脚本】吉田康弘/【原作】朱戸アオ
大富豪同心・第7話 [大富豪同心]
「普通に生けるなら、花は多すぎてはいけません。どれを大事にして、どれを捨てるか はっきりすることで、選んだものをより可憐に際立たせることができるんです。そのほうが花も幸せです」
NHK BSプレミアム/2019年6月21日放送
【脚本】伊藤靖朗/【原作】幡大介
電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-・第11話 [電影少女]
カカフカカ -こじらせ大人のシェアハウス-・第9話 [カカフカカ]
「あえて最悪なパターン想定して考える癖ついちゃってない? べつにそれが悪いこととは思わないけど、同時に最良も考えておくべきだと思う。でないと、言葉も行動も最悪なほうに引っ張られるから」
「つきあうって、両思いになることとイコールじゃない」
「好きってことより、しんどいとか、ツラいってことが勝ったんなら、全然 逃げていいと思うよ」
tvk/2019年6月20日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】石田拓実
ストロベリーナイト・サーガ・第11話(最終回) [ストロベリーナイト]
「警察とヤクザ、両方やって よくわかった。警察は本気で悪人を叩こうとはしないし、悪人は叩かれたところで、反省なんて なにひとつ していない。やつらにとっては、刑務所なんて別荘程度でしかない」
「(実刑 食らって)10年、15年、勤めたって、(シャバに)出たら、なにをやろうか、どういった家に押し入ってやろうか、どうやって他人をだまそうか、かえって刑務所で知恵つけて、タチが悪くなって帰ってくる」
「わたしは17才の夏、見知らぬ男にレイプされた。犯人は逮捕された。強姦だけじゃなく、ひとり殺しているから、そいつは いま まだ塀の中にいる。でも、それだけじゃ、なんの解決にもならない。傷ついたこの体は二度と もとには戻らないし、途中で抵抗をやめて その男を受け入れた自分は一生 許すことはできない。男のひとを愛する資格なんて わたしにはないし、愛される自信もない。鏡を見る度、いまでも思う。この呪いを解く方法があるとしたら、あの男をこの手で殺すしかない。あいつさえ殺せば、全部きれいさっぱり消えてなくなるかもしれない。だから、何度も殺した。何万回、何百万回、頭の中であいつを殺してきた。刺し殺して、撃ち殺して、絞め殺して、殴り殺した。テレビで殺人事件のニュースを見る度に、自分だったらこうする、こうやってあいつを殺してみせるって、あたしはそんなことばかり、狂ったように考えて生きてきたのよ、事件後の人生を。それでもね、そんな わたしにも生きていける場所はあったの。警察があたしの過去を知らないはずがない。それでも黙って、あたしに生きる場所を与えてくれたの。それで、少し許されたって感じられた。あたし、生きていいんだ。まだ、死ななくていいんだって思えた」
「わたしたちの中には殺意がある。憎しみも消えない。これは もう しょうがない。だって、消えるはずがない。体はあの屈辱を覚えている。同じ体で生きている以上、忘れることなんてできない。でも、この憎しみや殺意は、実は愛情の裏返しなんだって、そういうふうには考えられないかな。自分を大切に思っているからこそ、傷つけられると、悔しいし悲しい。誰かを大切に思っているからこそ、その誰かが傷つけられたら、殺したいほど憎くなる。憎しみや殺意だけじゃなくて、わたしたちの中に愛情もたくさんあるんだって、そういうふうには認められないかな。お願い、その銃を置いて。いま あなたが銃を置いてくれたら、わたしの仲間を殺さずにいてくれてありがとうって言える。償うべきことを償えば、あなたなら必ず出てこられる。ツラいかもしれない。なかなか生きる場所が見つからないかもしれない。だったら、そのときは わたしのところに来て。わたしが許すから・・・ほかの誰かが許さなくても、わたしがあなたを許すから。だから、お願い、いまはその銃を置いて」
フジテレビ/2019年6月20日放送
【脚本】徳永友一/【原作】誉田哲也
緊急取調室3・第10話(最終回) [緊急取調室]
「取り調べを ただの仕事だと思ったことは ないんだよ。仕事だと割り切ってる相手に、誰も本当のことは打ち明けてくれないからね」
「この取り調べが終わっても、あなたの人生は続くんです。それを忘れてはいけない」
「そんな顔するな。きたない人間は、もっとみにくい顔をしろ」
テレビ朝日/2019年6月13日放送
【脚本】井上由美子
元町ロックンロールスウィンドル・第12話 [元町ロックンロールスウィンドル]
「世の中は金じゃない。死ぬ前に思い出すのは、すべて金で買えないものだ」
「可愛い服を着るとね、女の子は心も可愛くなれるの。別に高い服じゃなくていい。オシャレをする気持ちが大切。オシャレをするって、自分を愛すること。自分を愛せないひとは、他人を愛せないから」
「(あなたの問題は、相手に)自分の愛を受け止めて欲しすぎるところかしら。」
TOKYO MX/2019年6月18日深夜放送
【脚本】島田角栄
高嶺と花・第8話(最終回) [高嶺と花]
「(わざわざ口に出して気持ちを伝えるなんて)くだらんな。それだと、誰よりもそいつのことを思っていても、ペラペラ口の軽いやつのほうが、強く思っていることになる」
「(気持ちを伝えなければ)大好きだけど黙ってるやつと、興味ないから黙ってるやつ、どうやって見分けるんだ」
「ずっと思っとった。高嶺の妻は守りたいだけじゃなく、守り合える伴侶であって欲しいとな」
フジテレビ/2019年6月17日深夜放送
【脚本】武田樹里/【原作】師走ゆき
あなたの番です・第10話 [あなたの番です]
「演劇というのは、作り手と観客が同じ時間を共有して、初めて成立する芸術なんだよ。これが映画や小説だと、同じ時間は過ごせない。観客は作り手が完成させたものを、あとから観賞することになる」
日本テレビ/2019年6月16日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
長閑の庭・第3話 [長閑の庭]
「学生時代が終わっても、勉強に終わりはない。ひとは なんのために学び、知るのかというと、自分自身の一生の価値を高めるためだ。――と、小難しく言ってはみたが、やはり、ただ楽しい、という言葉に尽きるかな」
「あなたは特に正しいことをしたわけじゃない。ただ自分の安全なほうに逃げただけですよ」
「恋は不思議だ。ひとつ なにかを もらえば、その何倍も、新しい なにかを求めてしまう」
「自分がこんなにワガママで、嫉妬深くて、あきらめの悪い人間だったなんて知らなかった。まえのわたしは、そんな気持ちを怖れて、傷つく前に逃げていましたから。いまは、嫌な自分を知った分、心がどこか熟していくように感じています。わたし、教授に恋をしているということから、逃げないでよかった」
「わたしは逃げた・・・きみの思いではなく、きみへの思いから。わたしは嫉妬した・・・ゼミ合宿のとき、溺れた きみを助けることができた田中くんの年齢に。しかし、その気持ちを押し殺した。年齢で、立場で、きみよりも上に立ち、わたしときみの気持ちを否定することで、きみを守っているつもりになった。だが、詭弁を弄していただけだった」
NHK BSプレミアム/2019年6月16日放送
【脚本】大林利江子/【原作】アキヤマ香
悪党 ~加害者追跡調査~・第6話(最終回) [悪党]
「本当の悪党ってやつはな、自分のやっちまった罪から、どうしたって逃げられないのを、よく知ってるんだ。だから、許してもらおうなんて、はなから思わない。ひとから奪った分だけ、自分がなにかを失うことも、ちゃんとわかってる。それでも悪いことしちまうのが、悪党ってやつだ。そんなやつに復讐したところで、時間のムダだ」
WOWOW/2019年6月16日放送
【脚本】鈴木謙一/【原作】薬丸岳