神の手・第4話 [神の手]
「身を切ってでも膿を出さなければ、正しい道は進めない」
「オレには医療を変えようなんていう思いはない。あるのは、患者に なにができるかだ。大事なのは(安楽死を法制化する)組織じゃなくて、医者ひとりひとりの心の持ちようだ」
「問題は不正そのものじゃない。理想を持たなかったことだ。それが腐敗を生んだ」
「制度や利権ばかりを気にするやつが、医者と言えるのか」
WOWOW/2019年7月14日放送
【脚本】幸修司/【原作】久坂部羊
警視庁・捜査一課長 新作スペシャルⅡ [日曜プライム]
「わたしは死にたくないから生きています。生きているだけで幸せだし、生きていれば もっといいことがあると信じて、あきらめずに生きています」
「これぞ、江戸時代から伝わる “大名行列トリック” だ。お殿様が通過するあいだ、まわりの者は頭を下げ続けなければならず、もし そのあいだに別の者が通ったとしても、誰にも気づかれない。絶対的な命令に支配された世界では、通常ではあり得ないことが、容易に起こり得るんだ」
「上の顔色だけをうかがい、全員、同じことしか言わない組織ほど危険なものはない。個性あふれる一人ひとりの集合体でなければ、多様化する現代に太刀打ちはできん」
「真相を闇に葬る社会に、明るい未来などない。悪意の連鎖を断ち切るために、われわれ警察官がやらねばならないことは ただひとつ。被害者の無念を晴らすために、必ず犯人を挙げる」
「面倒なことは なんでも ひとに押しつける。その無責任な悪意が、まわりに連鎖して、ひとも、組織も、壊れていくんだ」
「これが あなたの思い描いた世界ですか。正しいことをしようとしたひとが、心ない人たちに苦しめられる。そんな世の中を作るために、その地位まで登りつめたんですか。あなたの中に、まだ ひとの心が残ってるのなら、それを示してください。そして、やり直してください」
テレビ朝日/2019年7月14日放送
【脚本】茂田模太
ノーサイド・ゲーム・第2話 [ノーサイド・ゲーム]
「ため息つく くらいだったら、呼吸しないでくれる?」
「優勝を争うチームと、本当に優勝するチームには、かなりの差がある。(監督として)優勝争いができるチームにはするよ。けど、優勝できるかどうかは約束はできない」
「優勝するぞ。優勝争いじゃない。優勝だ」
TBS/2019年7月14日放送
【脚本】丑尾健太郎/【原作】池井戸潤