なつぞら・第102話 [なつぞら]
「なっちゃんは相変わらずだ。どんどん先 行くぞ。脇目も振らずって感じだな。オレは結局、なっちゃんには追いつきもせんかった」
「競争じゃないべ、生きるのは」
NHK/2019年7月27日放送
【脚本】大森寿美男
百合だのかんだの・第2話 [百合だのかんだの]
「うちの職場にもいる。誰が誰に気がある。うらやましいって口ぶりで上げるわりには、陰でディスったりしてる女。なんでもかんでも欲しがるわりに、自信がないから陰口、悪口。つか実際、世の中、そんな女たくさんいる。平気で友達の彼氏、別れを誘導して、取る女っているし」
「(ジュニアアイドルやってたから)性がぶっ壊れてるとこあるかも。まだ生理もきてないのに、ピチピチの水着でバランスボールにまたがって揺れる――。撮影なんて ほぼ密室で、そのとき母親は外に出されるわけよ。カメラマンと二人きりのときもある。笑っちゃう。子供相手に股間もっこり勃起しちゃってんのよ。慣れって怖いね。そのほうがいい写真 撮れてる。カメラマンがギラついてるほうが、売れるものが撮れてる。そんなふうにまで思っちゃたりもして」 →参照
「百合は優しいね、誰にでも。皮肉なんかじゃない。邪悪になれない人間てのもいる。根っこが優しいんだ」
フジテレビ/2019年7月26日深夜放送(2019年5月31日、FODにて配信)
【脚本】野島伸司
セミオトコ・第1話 [セミオトコ]
「生きてても仕方ないのかなって思います。でも、死ぬほど死にたいわけでもないし・・・」
「することあるか、ないかじゃない。探して見つけるもんなの」
「夜は泣いたり、大きな声を出す時間じゃないよ。泣くのは、太陽が空にある時間だけ。それが世界のルールさ」
「(わたしは)孤独な時間を、様々な空想や妄想でやり過ごすというか、フィクションと共にある人生だったわけです。現実を見ると、希望ゼロなので。なので、そういう(マンガみたいな)ことに関しては、普通のひとよりも寛容というか、信じるわけです、無理目な設定も。なので、聞きます。ちゃんと答えてくださいね。いいですか。どちらの星からいらしたんですか」
テレビ朝日/2019年7月26日放送
【脚本】岡田惠和
これは経費で落ちません!・第1話 [これは経費で落ちません!]
「だいたいの社員は、入社すると少しずつズルくなる。そして、3年か4年で、そのひとなりの要領のよさが完成する」
「経費とは、収入を生むために業務上必要な支出。わたしはそう認識しております」
「みなさんが稼いできたお金を守ることが、(経理部の)わたしの仕事です」
NHK/2019年7月26日放送
【脚本】渡辺千穂/【原作】青木祐子