Heaven? ~ご苦楽レストラン~・第7話 [Heaven?]
「でた、現代人の劣等感。無くてすむこと、役に立たないことのなにが悪いの? (サービス業が)イヤなら、畑 耕すなり、牛でも飼うなり すればいいじゃない。(中略) 言ったでしょ。わたしたちは平和の上澄みに生きているって」
TBS/2019年8月20日放送
【脚本】吉田恵里香/【原作】佐々木倫子
TWO WEEKS・第6話 [TWO WEEKS]
僕はまだ君を愛さないことができる・第6話 [僕はまだ君を愛さないことができる]
「蓮が(恋人としてあの子が)いいと思うんだったら、わたしはそれを支持する。親友の幸せは邪魔したくない。蓮の邪魔をするくらいなら、幸せに嫉妬するほうがずっといい」
「男ってのは、厄介な生き物だね。モロバレなヒントを与えないと動けないくせに、外堀を埋められ過ぎると抵抗したくなる。タコ焼きのように、こう、クルクルっと丸め込まれて、『はい、幸せの完成』って具合になりゃいいのにね」
「あたしだったら、無人島に恋人は連れてかない。見苦しい自分を見せたくないってのもあるけど、お兄ちゃんが むかし カブト虫 飼ってて・・・で、最初、メスとオス、おんなじ虫かごに入れてたのね。そしたら、まあ毎日 交尾ばっかしてんの。で、オスとメス、早死にしちゃうの。だから、わたしは恋人じゃなくて、(無人島にひとりだけ連れていくなら)親友がいい」
フジテレビ/2019年8月19日深夜放送
【脚本】新井友香/【原作】台湾FTV『イタズラな恋愛白書』(脚本 シュー・ユーティン)
拝み屋怪談Ⅱ・第7話 [拝み屋怪談]
「医者ってのは、病気にならない存在か? 自分の在り方に悩む者に、拝み屋の資格はないのか? 困難を本気で解決したんなら、むしろ いまの自分にとって いちばんツラい道を選べ。それは(中略) 自分自身を穴が空くほど見つめること」
BSテレ東/2019年8月19日深夜放送
【脚本】小中千昭/【原作】郷内心瞳
リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~・第5話 [リーガル・ハート]
「金 返す順番、間違えちゃいけないよ。金融機関への返済を第一と考えてんだろ。そうじゃないんだ。順番は、一に従業員。二に取引先。三が経費――税金、公共料金。最後に金融機関だ。銀行は後回しでいいんだよ。いい? (融資してもらっている)銀行はパートーナーだ。困ったときこそ、一緒になって知恵をひねり出してもらう存在なんだよ、本来は」
「自殺に追い込んだのは あなた方(銀行)です。なぜ わかろうとしないんですか。メインバンクの突然の豹変が、どんなに怖ろしいものか。(中略) 人間にとって、命より大切なものなど ないはずです」
「自殺は その家族、友人、親しい者の心まで殺す」
「会社の再建にあたる経営者は、常に『いっそ倒産してしまおうか』という迷いの中にいる。だからこそ、再建への希望が見える道を先に切りひらいて、見せる必要があると思うんです」
テレビ東京/2019年8月19日放送
【脚本】西荻弓絵/【原作】村松謙一
監察医 朝顔・第6話 [監察医 朝顔]
あなたの番です -反撃編-・第17話 [あなたの番です]
「(あなたに『出て行け』と言ったのは)『出て行け』と言うほど怒っているという感情表現です。言葉の裏の意味もわからないから、今日の(公演の)ような表面的な『オレを見て』な演技になるんです。舞台とは、目立ちたがり屋の晴れ舞台じゃありません。ここでしか輝けない人間が すがる悲しい幻なんです」
「(不倫相手の)お嬢ちゃん。どれぐらいの覚悟で、なにを言う つもりなのか わからないけど、あたし、(妻として)このひとのことを愛してるから」
日本テレビ/2019年8月18日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
ノーサイド・ゲーム・第6話 [ノーサイド・ゲーム]
「わたしはラグビーの素人です。権威に逆らって、この世界から追放されたとしても、痛くも かゆくもない。そもそも、わたしはラグビー自体、好きではないんでね。でも、あなたたちはラグビーを愛してるんじゃないんですか。ラグビーの発展こそが使命じゃないんですか。だったら、いちばん大事にしなければならないのは、ラグビーを愛するファンであり、これからラグビーを好きになるファンを育てることじゃないんですか。そこに目を向けずに、伝統という名の古びた化石ばかり大事にして、なんの発展があるって言うんですか。(中略) 金儲けじゃないなんてのは、ただの言い逃れだ。あなたたちのせまい世界では通用しても、われわれサラリーマンの世界じゃ通用しない。覚悟しておいてください。あなたたちが変わるまで、わたしは何度でもぶつかります」
TBS/2019年8月18日放送
【脚本】丑尾健太郎/【脚本協力】田中徳恵/【原作】池井戸潤
騎士竜戦隊リュウソウジャー・第22話 [リュウソウジャー]
「アスナはね、あたしの弟子の中でも、いちばんダメな子だったのよ。でも、(中略) あなたは絶対に弱音を吐かないし、どんなときでも笑顔を絶やさなかった。だから、リュウソウジャーをあなたに託したの」
テレビ朝日/2019年8月18日放送
【脚本】山岡潤平
ランウェイ24・第5話 [ランウェイ24]
「オレたち(パイロット)は いつだって命を背負って飛んでるんだ。(引退したくないという)自分の気持ちを大事にしすぎると、(安全という)いちばん大切なものを見失いかねない」
テレビ朝日/2019年8月17日深夜放送
【脚本】奥村徹也
それぞれの断崖・第3話 [それぞれの断崖]
「いま あなたが やらなきゃならないのは、満くんの心の奥に手を突っ込んで、その手で闇を引っ張り出して、満くんと一緒に向き合うことです」
フジテレビ/2019年8月17日放送
【脚本】洞澤美恵子/【原作】小杉健治
だから私は推しました・第4話 [だから私は推しました]
「地下アイドルが事務所と交わす契約は労働契約ではなく、マネジメント契約というもので、働いた時間と給与は関係がないんです。もちろん、それではいけないという異論もあるんですが、実態は(中略) そんな条件でも志望者が引きも切らない世界で、なかなか改善も進まないといいますかね」
「アイドルにオレたち(オタ)がプレゼントできる唯一のブレイクスルーは、売れる手伝いをする。それだけなんだよ」
NHK/2019年8月17日放送
【脚本】森下佳子
ボイス 110緊急指令室・第6話 [ボイス]
「知ってるか。刑事が犯人を取り逃がす――。1回なら偶然だし、2回なら不自然で、繰り返されたら必然だ。なあ沖原、お互い みっともない生き方やめような」
「秘密は秘密であるうちが いちばん いいものです。謎が謎でなくなれば、ただの ありふれた事実になってしまう」
「知ってますか、人間が なにで できてるのか・・・。苦痛さ」
日本テレビ/2019年8月17日放送
【脚本】浜田秀哉/【原作】韓国CJ ENM『Voice』
京都人の密かな愉しみ Blue 修業中「祇園さんの来はる夏」 [単発]
「いちばん ふさわしい人間が跡を継がな、伝統は守れへん。(中略) 血縁に こだわってたら、伝統は守りきれん。後継者にふさわしい職人の条件てのは なんや、幸太郎。執着心と情熱や。タエさんがやり残したことを続ける執着心。自分のやりたかった夢を実現させる情熱。それさえあったらええ」
「スランプいうんは、実力のある人間が なんらかの原因で力を発揮できひんいう状態を表す言葉やがな。あいつに使うんは1200年 早いわ」
「今日は粽作りの助っ人で(来ました)。ま、日ごろから碁盤の目の中に住んでるはる ひとらから、『ああ、嵯峨野なあ。あそこらへんは京都と言わしません』って差別されてる田舎の人間からしたら、祇園祭は部外者なんやろけど、親友の頼みは無下には できませんよって」
「京都の若い子らにしたら、祇園祭の宵山の晩はクリスマスイブみたいなもんやしな。デートに誘うのは、本命の相手いう雰囲気あるのは、たしかやわ」
「ご利益とか、ジンクスとか、そんなもんに頼ってるうちは、ホンマモンの恋なんか できひん思います」
「暗い道の向こうに、山や鉾の明かりがぼうっと見えて、波の音みたいに祇園ばやしが聞こえて、そういう暗い道をゆっくり、明るいほうに向かって歩くんが好き。うちのおばあちゃんがな、祇園祭の時期は こういう暗い道 歩いてると、神さんに会うたりするもんや、言うてはった。(中略) 子供とか、おじいさんの姿してはんねんて」
NHK BSプレミアム/2019年8月17日放送
【脚本】源孝志
ウルトラマンタイガ・第7話 [ウルトラマンタイガ]
「呪った直後に お祓いしちゃうぞ――。これ、(電波系霊能力ネットアイドルの)あたしの決め台詞ね」
「生贄を求めるんだろ。守り神っていうより、悪魔だな」
テレビ東京/2019年8月17日放送
【脚本】林壮太郎
御曹司ボーイズ・第7話(13&14話) [御曹司ボーイズ]
「麦もそのうち気がつくと思う。大事なものなんて、ひとによって違うってこと。それを見つける旅が、人生だってことがね」
TOKYO MX/2019年8月16日深夜放送(2019年6月2日よりAbemaTVにて配信)
【脚本】渡辺千穂
ネットや携帯電話向けに制作・配信されたドラマについては、テレビ放送されたもののみ採録の対象としています
百合だのかんだの・第5話 [百合だのかんだの]
「外面いいけど、SNSで毒吐いているやつもいる。(中略) そいつら犯罪予備軍だから、たまってバーストしちゃうよりはマシか。むかしみたいに、ヤンキーっていうか、外見で判別つく時代と違って、いまは普通のなりしてるやつが、突然キレてヤバいとかもあるしね」
→参照(6段目)
「籍を入れて数か月後に(奥様が)事故に遭われて、それ以来、何十年もこのまま(植物状態)。最初は心配したし、これからも ずっと そばにいて、見守ってあげる――。そう思う。もしかしたら、愛を強く感じたかもしれませんね。でも、そんなのは長く続かない。続くほうが おかしいって。(中略) 金銭的にも、精神的にも、負担はひどくなるし、終わりが見えない。親の介護と一緒ですよね。愛してるけど、なんなら いい加減 早く死んでくれと、祈るようになる。キャパを越えれば、手をかけることすら・・・よくある事件です。べつに責めてるわけじゃないですよ。百合は永遠の愛だなんて美化してるけど、先生はそういう周囲の目で逃げ場もなくなった。(百合は)お人好しです。疑うことを知らない いい子です。わかります。ひとの気も知らないでと、怒りが芽生える。お人好しは、人殺しともいうんです」
「(ひとの言葉を疑わない、そういう百合の性格は)素敵よ。素敵だけど、悪意があるひとにとっては、格好の餌食になっちゃう。振り込め詐欺とかでもさ、普通のひとは『なんでニュースになってるのにダマされるの。バカじゃない』って思うだろうけど、逆に、お人好しで、善意のひとだからなの。(中略) わたしが守ってあげるから、百合はずっと素敵な百合でいて」
フジテレビ/2019年8月16日深夜放送(2019年6月21日、FODにて配信)
【脚本】野島伸司