そして、生きる・第2話 [そして、生きる]
「体を絞って(オーディションに)行くのはね、自分の気持ちの強さを見せるためなの。自分で自分の体はコントロールできてますよ、できますよっていう・・・。自分を甘やかしたりはしませんっていう姿勢をね、見せるためなの」
「わたし、これ(女優)が自分の仕事なんじゃないかって思ってるんです。そのために生きてる・・・生かされてるんじゃないかなって、思ってるんです。ひとを幸せな気持ちにさせる力を、わたしは持ってるんじゃないかなって、本気で思ってるんです。本気でそう思ってるんです。そのために生きたいんです。命懸けでやります。よろしくお願いします」
WOWOW/2019年8月11日放送
【脚本】岡田惠和
べしゃり暮らし・第3話 [べしゃり暮らし]
「そうか、初めて舞台 立つか・・・あの学園の爆笑王が。まあ、ナメてられるんは、舞台の怖さ知らんからや。いっぺん出たら わかるわ。いままでは、まわりが全員『あいつはオモロイやつや』って刷り込まれとって、なに言うても爆笑してもらえた。ホンマはサブイこと言うててもな。けど、今度はどうや。まわりは金払うて観にきてる初対面の客と、ライバル芸人ばっかしや。いままで自分が どんだけヌルい空気の中におったか、思い知ることになるやろな」
「お客っちゅうのはな、初めて見るやつらには厳しいもんやで。ウケへんことを客のせいにすなよ」
「(ソバのだしをとるのに)どんなに手間をかけようが、お客さんにとっちゃ、なんにも関係ねえや。なにを注文するかも、どんな食べ方をするかも、全部 お客さんの自由だ。こっちから お客さんに対して注文なんか しちゃいけねえんだよ。わかるか。客がこうあるべきだなんて、求めるもんじゃねえんだよ」
テレビ朝日/2019年8月10日放送
【脚本】徳永富彦/【脚本協力】下亜友美/【原作】森田まさのり
それぞれの断崖・第2話 [それぞれの断崖]
「少年法は、犯した罪を反省させ、少年を更生させることを第一に制定されているのもでして・・・。犯罪を犯した少年の心の傷は深いものです。非力で、弱者ともいえる少年は、われわれ大人が守ってやらねばなりません。(まったく反省してない少年でも)守ります。その上で、更生の手助けをし、謝罪もきちんとさせます」
フジテレビ/2019年8月10日放送
【脚本】洞澤美恵子/【原作】小杉健治