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カフカの東京絶望日記・第2話 [カフカの東京絶望日記]

「猫を愛でるための猫カフェ? 猫は人間に愛でられるために存在してるのか。いや、違う。猫は何者にも束縛されない存在のはず。それが猫の猫たる所以ゆえん。猫の存在理由。猫デンティティ。猫は可愛くてナンボの生き物? 大きくなったら、可愛さが半減? だから、猫ブームにもかかわらず、捨て猫が増え続けるんだ。見た目の可愛さこそ絶対的価値を持つ いまの世の中を、ぼくは全身全霊で否定する。しかし、ぼくが否定したところで、なにひとつ事態は好転しない。ぼくは なんて無力なんだろう。フランツ・カフカ、なんじは無能・・・あらゆる点で、しかも完璧に」



「(ぼくは)承認欲求の誘惑に負け、知らぬうちにSNSの沼にずぶりとはまり、自分を見失ってしまっていた。(中略) 誰かに認められないと自信を持てない――。だったら、そんな自身など いらない。いっそ弱気のままでいたほうが、ぼくには お似合いなんだ。フォロワーが多いから本を出す、本が売れる? そんな本など、ぼくの理想の本じゃない。ぼくは何年も書き続けても一向に日の目を見ない、そんな不遇を嘆き、絶望する側の人間なんだ。そして、そんな ぼくを、ぼくが承認することができるだけで満足なんだ」


tvk/2019年9月19日放送
【脚本】
アサダアツシ/【原案】平松昭子
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猫探偵の事件簿2 [単発]

「遺伝的に、三毛猫として生まれるのはメスだけなんです。オスの三毛猫というのは、基本的には存在しません。ただ、ごくごく まれに、遺伝子の異常や なにかでオスの三毛猫が生まれることがあります。その確率は、一説には3万匹に1匹と言われてるんです。(中略) ネットには、オスの三毛猫は数100万円の価値があるという書き込みもあるぐらいで。もちろん、これは間違った情報なんですが、それを鵜呑みにするひともいるみたいで」


NHK BSプレミアム/2019年9月18日放送
【脚本】
服部隆
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刑事7人5・第10話(最終回) [刑事7人]

「元来、警察官というものは特殊な職業である。正義という名のもと、固有名は剥奪され、警察という組織の一要素として、警察官は存在している。個を捨て去り、記号として組織捜査に殉ずること、それが われわれ警察官の使命なのだ」



「証拠っていうのは、なにも天から降ってくるわけじゃない。名もなき刑事たちが、100件、200件、朝から晩まで聞き込みを続けて、ようやく その片鱗が手に入る。それは まあ、気の遠くなるような作業です。その片鱗ていうのも、ちっぽけなもんでしてね。言ってみれば、米粒にも満たない小石です。ですが、その小石でも積み上げれば、大きな濁流を せき止めることができる。オレたちは それを信じて、駆けずり回ってるんです・・・それぞれの正義のために。それが警察官の矜持ってやつじゃないでしょうか」



「文化の違う国との交渉の場で、ひとが なにを信用するか、わかるか。金だ。政策でも、人がらでもない。金は世界共通の、信用の尺度だ」



「組織の一員は家族だ。だから、命懸けで守る。だたそれだけのことだ」


テレビ朝日/2019年9月18日放送
【脚本】
及川拓郎
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