やすらぎの刻 ～道・第154話 [やすらぎの刻]
「本来、農業は商業と違う。自分で耕して、自分で収穫して、自分らが食えりゃ、それでいいのよ。残ったものは漬物にして、それでも余ったら近所に回す。そうすると、お返しに なにか いただく。それが、むかしからの農家の暮らしだ。いっぱい作って、売って儲けようなんて、そんなこと考えなきゃ、ラクに暮らせる」
テレビ朝日／2019年11月8日放送
【脚本】倉本聰
あおざくら 防衛大学校物語・第２話 [あおざくら]
「オレたちは おまえらに理不尽なことをしている。それは おまえらが理不尽を知らなければ ならないからだ。オレたちの任務は、理不尽な状況の中で、部下や市民の安全を守ること。理不尽な状況の中で、オレたちは常に冷静に、適切な指示を出さなければならない。だからこそ、理不尽に慣れて、その対処法を学ばなければならないんだ」
「（おまえは沖田の反省文を手伝ったんじゃない）沖田が理不尽に立ち向かうチャンスを奪ったんだ。理不尽な状況を手伝えば、沖田はなにを学ぶ？ 失敗の尻ぬぐいをするんじゃねえ。つぎ失敗しねえように手伝ってやんだよ。全員ができなきゃ、なんの意味もねえんだ。連帯責任の意味をはき違えるな」
tvk／2019年11月7日放送
【脚本】吉田恵里香／【原作】二階堂ヒカル
モトカレマニア・第４話 [モトカレマニア]
「自分以外のひとに自分の運命を任せると、ずっと（そのひとに）振り回されることになる。そして、気づいたときには、強引にでも自分で運命を引き寄せる女の子に（そのひとを）持ってかれる。（中略） 結局ね、相手の気持ちとかじゃなく、自分の気持ちをぶつけられる子が、現実では勝者なのね」
「傷つきたくないって言い訳して、自分の気持ち隠して・・・。なのに、相手の気持ちには期待して、わたしが頑張らなくても、（彼には）そばにいて欲しいって思ってた」
「彼は うなされてるひとがいたら、思わず添い寝してくれる。そういうことが自然にできる優しいひとのなのよ。ただ、それによって相手がどう思うか、その気持ちを考えられない。受け止められない」
フジテレビ／2019年11月7日放送
【脚本】坪田文／【原作】瀧波ユカリ
