アライブ がん専門医のカルテ・第4話 [アライブ]
「グリーフケアとは、大切なひとを亡くした方が、立ち直ることができるようにサポートする取り組みのことです。大事なことは、一方的に励ますのではなく、悲しみに寄り添うことです。もちろん、専門の先生を頼ることも大事です。でも、それができるのは、やはり家族や友人だと、わたしは思います」
「大切なひとを亡くした日常を受け入れるためには、どんなことが必要なのでしょうか。大事なポイントが3つあるんです。その1、悲しみを肯定する。悲しむことは自然な感情だと教えてあげてください。特に男性は悲しんでいる姿をひとに見せたがりませんから、状況が悪化しやすいんです。その2、悲しみを表現させる。悲しみをうまく表現できないひとには、特に重要です。亡くなった方について話をしたり、思い出の品を手元に置いて、感情を吐き出させてあげてください。悲しむ行為は、立ち直るための大切なプロセスです。では最後、その3、儀式をおこなう。葬儀やお別れの会は死を受け入れる きっかけになります。ひとは むかしから そうやって親しいひとの死を乗り越えてきました」
「医師だから、母親だからと、自分にそう言い聞かせて、(きみは)悲しみに耐えようとしてるんじゃないのかな。医者も、母もひと。そんなには強くないんじゃないかなあ。独りで立ち直ろうとしなくたっていいんだよ。だって、先生には悲しみを共有できる家族がいるもん。誰にも、悲しみを取りのぞくことなんて、そもそも できやしない。でも、家族となら一緒に悲しむことができる」
フジテレビ/2020年1月30日放送
【脚本】神田優
ケイジとケンジ ~所轄と地検の24時~・第3話 [ケイジとケンジ]
「逮捕したら、その瞬間からカウントダウンがはじまるんです。警察の調べが終わって送致されたら、(検事の)ぼくには10日、延長しても20日しかありません。そのあいだに決定的な証拠がそろえられず、不起訴にするしかないなんてことになれば、逮捕を許可した ぼくの責任になります。逮捕するなら、ぼくが起訴できる完璧な物証をそろえてからにしてください」
「孤独な仕事よ、裁判官も検事も。さあ決断しろ、おまえが決めろってときが、イヤでもきちゃうんだから」
テレビ朝日/2020年1月30日放送
【脚本】福田靖
科捜研の女 SEASON19・第28話 [科捜研の女]
「ぼくは理想なんて持たない主義。遠くばっかり見てると、いまを見失っちゃう可能性があるからね」
「わたしはずっと誰かの理想にしがみついてただけだった。その先にわたし自身の理想なんてない」
「守りたかったなんて軽々しく言うな。おまえがしたことは、ただの殺人だ」
テレビ朝日/2020年1月30日放送
【脚本】遠山絵梨香
来世ではちゃんとします・第4話 [来世ではちゃんとします]
「マサさんって、ぼくのこと好きって言ってたけど、性欲と恋、混同してたんじゃないですか。ぼくが男ってわかったら、気まずくなってる・・・。それって、やれないからですよね」
テレビ東京/2020年1月29日深夜放送
【脚本】ペヤンヌマキ/【原作】いつまちゃん