MIU404・第10話 [MIU404]
「ネット上は陰謀論で大盛り上がりですよ。警察を敵に回すと、盛り上がるんです」
「なにを言っても絶対に反論しない相手は たたきやすい。みんな、誰かを裁きたくて仕方ないんだよ」
「(警察庁から出向している)おまえは、オレらみたいな兵隊とは違うんだ。悪くとるなよ。その分、おまえはオレらとは違うことができる。それが いずれオレたち兵隊を助けるんだ」
「法律ってルールがあって、オレたち(警察)はそれを守んなきゃいけない。(悪いやつはルールを守んないんけど)それでもルールは守んなきゃいけないって、いつも志摩は言ってる。じゃないと、正義のはずが不正義になるんだって」
「正義って、すんげえ弱えのかもしんねえな。(中略) 弱いから大切にして みんなで応援しないと、消えてなくなっちまうのかもしんないな」
「どんなに下手な屁理屈こねようと、おまえは人間の形をしてるんだよ。人間にカウントされる以上、人間のルールに則って裁かれる」
「なあ、志摩ちゃん。『死んだやつには勝てない』って言ってたけど、それ違うよ。生きてりゃ、何回でも勝つチャンスがある」
TBS/2020年8月28日放送
【脚本】野木亜紀子
ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~・第7話 [ディア・ペイシェント]
「普通はさ、ひきこもりの子供をなんとかしたくて、でも できなくて、親は苦しむわけ。それなら まだ助ける意味はあるよ。でも、あの母親は(ひきこもりの)息子のためなら、自分は死んでもいいと思ってるんだろ。(中略) それは母親から息子への暴力でもある。家庭の中は密室だ。親が子供に支配されてんのか、子供が親に支配されてんのかなんて、はたから見たら よくわかんねえんだよ。相手を傷つけるだけが暴力か?」
NHK/2020年8月28日放送
【脚本】荒井修子/【原作】南杏子
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋・第7話 [アンサング・シンデレラ]
「国会議員の仕事はね、翻訳みたいなものなの。国民の声を制度や法律という形に変換するのが仕事。それには作る力と、聞く力が求められる。わたしは作る力にこだわりすぎて、聞く力を軽視したのかもしれないね。でもね、作るには、少々 強引でも突破する力が必要なの」
フジテレビ/2020年8月27日放送
【脚本】黒岩勉/【原作】荒井ママレ
おしゃ家ソムリエおしゃ子!・第7話 [おしゃ家ソムリエおしゃ子!]
「数が多いとはいえ、観葉植物自体は紛れもない おしゃアイテム。ということは、つまり、こいつは本来こういう風に(キラキラして)見えてるはずだが、なぜ こんなにも わたしの おしゃレーダーが反応しない? (中略) (そうか、)この部屋は趣味部屋なんだ。あなた、美少女フィギュアだらけの部屋を見て、オシャレだと思う? そう、それと一緒。(部屋を埋め尽くしている)ものが観葉植物だから ごまかせてるだけで、結局ここも、趣味のためにオシャを捨て去った趣味部屋なのよ」
テレビ東京/2020年8月26日深夜放送
【脚本】がじん祥太/【原作】かっぴー
働かざる者たち・第1話 [働かざる者たち]
「なんかさあ、(あんたのマンガは)普通のひとが わざと変人ぶって描いてる感が、見え見えなんだよね。そのムダな自意識 捨ててさ、もっと読者を楽しませることだけ考えたら? 天才じゃないんだから」
「八木沼さんは一見 なにも考えず、ただ若い女と遊んで人生を楽しんでいるようだけど、内心では出世している同期を常に意識しながら、定時あがりで合コン三昧の “楽しんでいる自分” を過剰に演出してるんだ」
テレビ東京/2020年8月26日深夜放送
【脚本】有働佳史/【原作】サレンダー橋本
きょうの猫村さん・第21話 [きょうの猫村さん]
「好き同士が一緒になるのは、難しいことじゃないのよ。だけど、一緒になった好き同士が、好き同士でいつづけるのは、とっても難しいの」
テレビ東京/2020年8月26日深夜放送
【脚本】ふじきみつ彦/【原作】ほしよりこ
シックスティーン症候群・第5話 [シックスティーン症候群]
「男らしくなりたいってのも、いいと思うけどさ、でも、いちばん大事なのは、自分らしいってことじゃん」
「おまえが思ってるほど、めいちゃん、弱くないよ。傷ついた分、ちゃんと強くなってるよ。わかってんだろ・・・めいちゃんが変わろうとしてることぐらい」
「もしかしたら、あたしは めいを守ってるようで、いままでずっと自分のカゴの中に閉じ込めてたのかな・・・傷つかないように、悲しませないようにって。でも、それじゃ ダメなんだね。めいが変わろうとしてるなら、あたしも変わらなきゃいけない」
フジテレビ/2020年8月25日深夜放送
【脚本】下田悠子/【原作】小夏
私の家政夫ナギサさん・第8話 [私の家政夫ナギサさん]
「たくさん悩んでいるということが、メイさんがちゃんと田所さんと向き合っている証拠です。わたしは家の中の整理整頓なら、いくらでもメイさんの代わりにお手伝いできます。ですが、メイさんの気持ちを整理整頓することは、メイさんにしか できないことです」
TBS/2020年8月25日放送
【脚本】山下すばる/【原作】四ツ原フリコ
竜の道 二つの顔の復讐者・第5話 [竜の道]
「もし(ぼくと知り合ったことで)まゆみさんの雰囲気が変わったと おっしゃるなら、彼女には ほんの少しの愛情が必要だっただけなんじゃ ないでしょうか。それは、本当は親である あなたが与えるべきだった・・・」
「復讐なんて企てりゃ、関係ねえ人間も必ず巻き込む。心配してやってんだよ・・・そろそろ、しんどくなるころじゃねえかと思ってな」
フジテレビ/2020年8月25日放送
【脚本】篠﨑絵里子/【原作】白川道
SUITS/スーツ2・第7話 [SUITS]
警視庁遺失物捜査ファイル [月曜プレミア8]
「ヒソカは疑問を持つことの苦しみを知っています。だから、誰に対しても疑問を解いてあげたいと思うのでしょう。ひとを救うことで、自分も救われてるのかもしれません」
「警察の捜査を信じろとは言わん。だが、元刑事のひとりぐらい信じろよ」
テレビ東京/2020年8月24日放送
【脚本】深沢正樹
親バカ青春白書・第4話 [親バカ青春白書]
「二股をやれちゃう男は、平気で嘘をつきます。これ、人類の真理です」
「ふたりともさ、顔がいいから、ぶっちゃけ、すぐ言い寄られるでしょ。で、『好き』って言われたら、『私も好き』『ぼくも好き』って なっちゃうわけじゃん。だから、ハタケもあれでしょ。後輩となんとなく、勢いで つきあっちゃうわけじゃん。そうするとさ、関係が先にできちゃってるから、お互いを知ろうという努力を怠りがちなんだよ。いい? 恋というのは、まず育むこと。心を通わせること。『ときめき』っていう木に、花を咲かせること。これね」
「こっちは客だぞ。客は神様じゃねえのかよ」
「ギリシア神話では、処刑された神様も大勢いますよ」
「美咲はな、その万札を稼ぐのに、どんだけの時間と労力が必要か、よーく わかってる。だから、拾うんだよ。決してお金を粗末にしない、すごーい やつなんだよ。そんなことが わかんねえ野郎に、美咲は もったいねえから、とっとと帰れや」
日本テレビ/2020年8月23日放送
【脚本】穴吹一朗/【脚本協力】三浦希紗/【脚本統括】福田雄一
すぐ死ぬんだから・第1話 [すぐ死ぬんだから]
「よく『あたし、年は忘れてるんです』って言うひと、いるでしょ。なに言ってんのかしら。年を忘れるのは、本人じゃダメよ。ひとに忘れさせなきゃ。『年と共にナチュラル(でいるのが好き)』って言うひと、いるでしょ。あれも危険よね。要は、面倒くさがりの不精になるってことだから」
「ひとは適当なところで死ぬのが幸せなんだ。約束してくれ・・・オレには絶対、延命治療はしないって。年とって物が食えなくなったら、自然に死ぬ。それが生きモンとして、まっとうなんだ」
「いまはギリいいよ。ギリ セーフ。でも、ホント、ここまでにしときなね。身だしなみ。これ以上いくと、痛いひとになっちゃうから。いまは まだ老いの悲しさは見えないよ。だけど、これ以上いっちゃうと、『ああ、老いに あらがってんだな』って、逆に悲しく・・・うん、物悲しくなるから」
「その年になると、普通のひとより派手な色を着てるってだけで奇抜なの。そこんとこを自覚してほしいわけ。いまは いいよ。ちゃんとキレイ。でも、ここがボーダーライン。ギリだから」
NHK BSプレミアム/2020年8月23日放送
【脚本】長田育恵/【原作】内館牧子
半沢直樹2・第6話 [半沢直樹]
「あなた方タスクフォースの法的根拠は なんですか。大臣の私的諮問機関が民間企業にやってきて、取引銀行に指示命令の類いをなさるというのは、どういう法律に基づいているんでしょうか。(中略) 大臣のご意向だと言うのなら、強権発動でもして、債権放棄を命じればいいじゃありませんか。それができないのは、債権放棄をするか しないか、その最終的な選択権が、われわれ銀行にあるからです。債権放棄を申し入れるのなら、もっと明確な根拠を提示した上で、銀行に頭を下げるのが筋でしょう。こちらの事情も聞かないで呼びつけた挙句、ふんぞり返って『借金を棒引きにしろ』だなんて、いまどきヤクザだって、そんなマネはしませんよ」
TBS/2020年8月23日放送
【脚本】丑尾健太郎、谷口純一郎/【脚本協力】李正美、槌谷健/【原作】池井戸潤
魔進戦隊キラメイジャー・第20話 [キラメイジャー]
「柿原さんの魅力は わかりにくいだけで、嘘(で固められたもの)じゃないよ。柿原さんて、ずる賢くてパワフル――。ずるパワフルじゃん。いや、そこがカッコいいんだよ。ずるパワフルは、柿原さんが結果を出すための武器だろ」
テレビ朝日/2020年8月23日放送
【脚本】下亜友美