持続可能な恋ですか? ~父と娘の結婚行進曲~・第3話 [持続可能な恋ですか?]
「もしかして、ひそかに募金とか、寄付とかしてきた? だって、おかしいでしょ。幼なじみが、家事ができる高学歴イケメンに成長して、家に転がり込んでくるって。宝くじ 当たる確率より低いよ。運よすぎて、逆に不幸になるレベル」
「同棲はカニカマみたいなもんです。カニ食べたいけど、カニむくの面倒だし、高いし・・・とりあえず、これでいっかって なりません? (つまり、)同棲すると『このままで よくね?』って、逆に結婚 遠くなっていきます」
「同居するなら、ひとつだけ条件がある。わたしと お父さんに気をつかわないこと。料理してくれるのも、片づけしてくれるのも、マジ 神だけど、神様とは一緒に住めない」
「相手の方と一緒に住まない結婚もあるんじゃないでしょうか? いまは いろんな形の結婚がありますから。(中略) 大事なのは、心に誰が住んでいるか、ということではないでしょうか」
TBS/2022年5月3日放送
【脚本】吉澤智子
吉祥寺ルーザーズ・第4話 [吉祥寺ルーザーズ]
「ここでは嘘をついても、ぼくはいいと思う。ぼくたちは その嘘を信じる。いや、信じるフリをする。ぼくにだって、隠しておきたいことがあるから。嘘をつかなきゃ、生きて行けないことがあるって、よくわかるから。(中略) でも、舞ちゃんのその嘘、ぼくは信じるフリできない。自分を守る嘘ならいいけど、自分を傷つけるような嘘、ぼくは信じてあげられない」
テレビ東京/2022年5月2日放送
【脚本】池田テツヒロ/【原作】秋元康
ふたりのウルトラマン(沖縄本土復帰50年ドキュメンタリードラマ) [単発]
「新番組『ウルトラマン』がはじまります。汚らしいもの、気持ちの悪いもの、血まみれを売り物にするようなものは、ダメです。目を背けちゃいけない社会問題などは、別のリアリズム映画がやってくれます。どんな怪獣が出ようが、子供たちが日頃 見られない夢を見られるよう、作ってください」
「自分勝手な脚本を書くなよ。テレビ局の監督だからって、ナメんじゃねえ。特撮がわからなければ、相談に来い。いい脚本 書いて、いい芝居つけりゃもう、こちとら喜んで徹夜すんだよ」
「なにが(沖縄の)復帰だ。支配者がアメリカから日本に変わっただけじゃないか」
「(特撮番組を)ジャリ番とはなんだ。子供だましとはなんだ。子供はダマせはしないよ」
NHK BSプレミアム/2022年5月2日放送
【脚本】中江裕司