ショカツの女13・新宿西署 刑事課強行犯係 [土曜ワイド劇場]
「(被害者の)憎しみや恨みを煽って、なにが生まれるの? なにも生まれはしないわ。そんな感情の底にあるのは、絶望だけよ」
「いま頭の中を埋め尽くしているのは、娘さんの笑顔ではなくて、犯人の顔ではないですか。だとしたら、悲しすぎませんか。犯人に罰を与えることより、娘さんを偲んで、娘さんをいつまでも近くに感じて、生きていくことはできないでしょうか」
「(親が殺されたことを)忘れる必要はない。だが、前を向け。おまえが生きてる限り、前を向くことが両親への弔いだ」
「(正義は)ある。オレは信じてる。あんたがないと思うんなら探せ。それが刑事だ」
テレビ朝日/2017年2月18日放送
【脚本】谷口純一郎
終着駅の牛尾刑事 VS 事件記者冴子16・ラストファミリー [土曜ワイド劇場]
「彼、絶対に事件ネタを追わないんです。なぜなら、自分が書いた記事を読んで、ひとりでもツラい思いや、悲しい思いをして傷ついたりするのは耐えられないって。だから、追うのは政治ネタだけ。政治ネタには怒りこそあれ、悲しみなんかは ないからって」
テレビ朝日/2017年1月7日放送
【脚本】橋本綾/【原作】森村誠一
刑事一徹 ~命懸けで捜査に挑む “犯人より心配性な男” [土曜ワイド劇場]
ショカツの女12・新宿西署 刑事課強行犯係 [土曜ワイド劇場]
「立ち直った者には、必ず希望が与えられる」
「組織は単純じゃない」
「正義はシンプルです」
「くだらない。(中略) あなたが正義の剣を持っていると思うと、くだらない」
「所轄にはあんなバカが必要なんです。バカみたいに正義を信じて、はいずり回るやつらが」
「所轄がここにいるのは、あんたたち(本庁)のためじゃない。はいずり回るのも、汗水たらして駆け回るのも、あんたたちのためじゃない。市民のため。自分の正義のためなの」
テレビ朝日/2016年7月9日放送
【脚本】谷口純一郎
逆転報道の女 NEWS5 [土曜ワイド劇場]
「誰かが見たいものを報道することが、わたしたちマスコミの仕事ですか。報道しなければ、誰も気づかないようなことを見つけて、それを社会全体の問題としてとらえ、提起することが、わたしたちの仕事なんじゃないですか」
「あたし、信じられようと思って生きてないから。誰かを信じようと思って生きてるの」
「憎んで、憎んで、死ぬほど憎んだら、すごいことになってた。わたしの顔は鬼みたいになってた。(中略) 誰かを憎むと、ひとって本当の鬼になっちゃうんだと思う。そんな姿、誰も喜ばないわ」
「わたしの役目は誰かを憎むことじゃなくて、世の中から “誰かを憎む気持ち” をなくしていくこと」
「前に向かって歩いていけば、どんな人間も、いつか必ず明るい場所へ出られるから」
テレビ朝日/2016年5月14日放送
【脚本】友澤晃一
注)1段目:実際の台詞は 「それが社会全体の問題としてとらえ」 でしたが、こちらの判断で 「それを社会全体の問題としてとらえ」 に変更しました。
温泉(秘)大作戦17 [土曜ワイド劇場]
「世の中には悪いやつがいっぱいいて、そんなやつらに虐げられて、それでも懸命に生きていこうする人間がいるんです。正しく生きていこうとする人間がいるんです。でも、正しく生きていくことができなくなったとき、死ぬのはいつも弱いほうの人間なんです」
テレビ朝日/2016年4月16日放送
【脚本】岡本貴也
検事・悪玉 [土曜ワイド劇場]
「納得のいく、腑に落ちる犯罪なんてのは存在しない。すべてはヘドが出るくらい利己的で、わがままで、自分勝手な行為に過ぎないの」
「犯罪者を裁くのは法律だ。しかし、その法律を使うのは人間だ。だからこそ、ちょっとでも(真実に)濁りがあってはならない」
「私的な裁きは、ただの自分勝手で愚劣な殺人だ」
「後悔や憎しみを乗り越えられるのは、誰かを思う愛情だけだ。そして、乗り越えて初めて前を向ける」
テレビ朝日/2016年3月19日放送
【脚本】山岡潤平
山村美紗サスペンス・京都・開運ツアー殺人事件(狩矢父娘シリーズ17) [土曜ワイド劇場]
「親が娘の行く末を案ずるのは当然です。しかし、わたしたちにできることは、あれこれと手を焼くことではない。正しい生き方を娘に示してやることじゃないでしょうか」
テレビ朝日/2016年1月30日放送
【脚本】田中孝治/【原作】山村美紗