トッカン 特別国税徴収官・第8話 [トッカン]
「本当は自分が悪いということをわかってると思うんです。けれど、世間体だとか、自尊心だとか、(中略) 嫉妬心から、それを認めることができなくなってる。そのために、いろんな理由をこじつけて自分を取り繕い、正当化しようとする。そういう人間が行き着く先はふたつ――。自分自身すら素顔を忘れてしまうか、素顔との距離に苦しんで、狂うか」
「財産なんてものは、遅かれ早かれ いずれなくなるものだ。三代経てば平民に戻る――。それが日本の相続税だ」
日本テレビ/2012年9月5日放送
【脚本】いずみ吉紘/【原作】高殿円
トッカン 特別国税徴収官・第6話 [トッカン]
「あなたがた国税(職員)は、なにかというと自分たちが いちばん優先されるべきだと思ってるようですが、あなたたちだって、ほかの債権者と権利は一緒なんですよ」
「わたしも まえまでは法律だからしょうがないって、滞納した人たちに そう言ってました。相手の人生のことまで考えてたら、こっちの身が持たないって、そう思ってました。でも、わたしたちは救うことだってできるんです。面倒かもしれないけど、やろうと思えばできるんです。法律だけじゃ、誰も救えない。法律にだって、心がいるんだと、わたしは思います」
日本テレビ/2012年8月22日放送
【脚本】いずみ吉紘/【原作】高殿円
トッカン 特別国税徴収官・第3話 [トッカン]
「すぐ わからないって言うな。わからないって言うやつは、たいてい わかろうとしないだけだ」
「お役所はお役所らしく、心のない仕事だけをやってればいいの」
日本テレビ/2012年7月18日放送
【脚本】いずみ吉紘/【原作】高殿円