家政夫のミタゾノ6・第8話 [家政夫のミタゾノ]
「完璧ほど不完全なものはない」
「陰と陽、プラスとマイナス、男と女――。欠けていて補い合うもの同士に、わかりあえる日は 一生 来ない」
「ホエイプロテイン アイソレート、312ミリグラム。グルタミン、52グラム。ビタミンD、3250アイユー。よし」
「なんか呪文 唱えて、なんか飲んで、どっか行っちゃった。怖っ」
「小さなことは気にしない。大きなことは わからない」
テレビ朝日/2023年11月28日放送
【脚本】保木本真也
※ 4段目は本編終了後の『おしえてミタゾノさん』コーナーでの言葉
家政夫のミタゾノ6・第5話 [家政夫のミタゾノ]
「南米の猛毒ガエル・イマワノキワガエルと、南アジアに生息する図鑑に載っていないサソリっぽい毒を、季節の野菜っぽいものと共に、シェフが気まぐれに煮込んでみました」
「(外に助けを求めても)ムダです。メジャーデビューはしたものの、まったく売れなかったバンドのギタリストが雇われ店長をしているスタジオ並みには、壁に防音加工を施してあります」
「18だから? 若気の至り? 違う。18にもなって(中略) なんだか面白そうだから――ただそんな理由で、ひとを平気で傷つけられる おまえらみたいなやつら、生きていちゃいけないんだ。誰かの人生を壊した人間に、更生の余地などない」
「人生、意味ないとか言ってたけど、意味なきゃ、生きてちゃダメ? なにか意味なきゃ、生きてちゃダメなの? 死ぬの怖いから、生きるんじゃダメ?」
テレビ朝日/2023年11月7日放送
【脚本】山岡潤平
家政夫のミタゾノ6・第2話 [家政夫のミタゾノ]
「運命のひとなんか、そうそう出会わないわよ・・・合コンしまくらないと」
「価値観って便利な言葉ですよね。そう言えば どんな理屈も押しつけられるんだから」
「自分勝手な価値観をどこまで許せるか。それが結婚生活において、いちばん大事なことかもね」
テレビ朝日/2023年10月17日放送
【脚本】おかざきさとこ
家政夫のミタゾノ5・第6話 [家政夫のミタゾノ]
「興味ないっすよ・・・そんな ひとと争って、競って、勝手に人間の優劣決めるような くだらないこと。なんで世の中、争ったり、競ったりが、普通に組み込まれてるんすか」
「なにが『争うな』『競うな』だ。争わんで、競わんで、生きていけるか。クソみてえに、優しさ 押し売りしてきやがって。おまえらは優しい。 優しすぎる。その優しさで、わしら(年寄り)が どんなにミジメさを味わってるか、おまえには わかるか。必要以上に優しくされて、そのたんびに老いを自覚する このむなしさ。でも、おまえらは優しいから、文句のひとつも言えん。『最近の若者は』って、言えん。ストレスがたまる一方だったわ」
テレビ朝日/2022年5月27日放送
【脚本】保木本真也
家政夫のミタゾノ5・第4話 [家政夫のミタゾノ]
「タルトタタンはフランスの伝統的なお菓子で、まあ、諸説ございますが、アップルパイを作るときに、リンゴに火を通しすぎてしまい、とっさに そのリンゴを使って作ったと言われております。それゆえ、タルトタタンは世界最高の失敗作――そう呼ばれております。(中略) 失敗を失敗のまま終わらせるか、成功に持っていくかは、わたくしたち次第という事ですね」
テレビ朝日/2022年5月13日放送
【脚本】山岡潤平
家政夫のミタゾノ5・第3話 [家政夫のミタゾノ]
「若いころは、ひとの結婚式 見て、幸せのお裾分けをもらった気分になれるのよね。それが、やがて嫉妬の対象としか見られなくなり、その時期を越えると、ただの出費にしか見られなくなるのよ」
「お布団でございますが、布団叩きで叩いても、実は あまり意味がございません。(ひとも、布団も)叩けば、きれいになった気分には浸れますが、繊維を壊してるだけで、汚れは むしろ奥のほうへと入り込んでしまい、きれいになる効果は ほとんど ございません。しばらく干して、あとは表面をそっとなで、汚れを落とせば充分でございます。大事なのは風通しを よくしてやること」
テレビ朝日/2022年5月6日放送
【脚本】小峯裕之
※ 1段目は3名による連続した台詞をつなげたものです
家政夫のミタゾノ4・第7話 [家政夫のミタゾノ]
「どうしてサスペンスドラマの最後は、こうして容疑者が全員 集まるのでしょう。みなさん、 考えたこと ございますか。理由はひとつ。これが、お約束だからです。ですが、本当はこの “お約束” に甘えて、脚本家が新しいことを考えるのをやめしまっただけなのかもしれません。もし脚本家が新しいチャレンジしていないだけだとしたら・・・」
「完璧だと思っていても、ちょっとしたことで形が崩れてしまうものですから・・・ネクタイも、計画も」
テレビ朝日/2020年7月17日放送
【脚本】林誠人
家政夫のミタゾノ4・第5話 [家政夫のミタゾノ]
「晃成のこと、ちゃんと見てるつもりだった・・・」
「見ているだけなら、親じゃなくても、できますけどね」
「幸せになれよ。オレをあきらめさせたいなら、幸せにならないと、承知しないからな」
テレビ朝日/2020年7月3日放送
【脚本】香坂隆史
家政夫のミタゾノ4・第3話 [家政夫のミタゾノ]
「全然、親子に見えないわね」
「うん。母親っていうより、老け顔の友達みたいですね」
「男女の関係だけでなく、母と娘の関係も、きつく縛りすぎてしまうと、形が崩れてしまうようですね。ちなみに、40を過ぎて、縛りのないラクな洋服ばかり着ていると、逆に体形が崩れてしまうことがありますので、ご注意ください」
テレビ朝日/2020年6月19日放送
【脚本】おかざきさとこ
家政夫のミタゾノ・特別編 ~今だから、新作つくらせて頂きました~ [家政夫のミタゾノ]
「近い距離であれば、同じもの同士でも、互いに傷つくことは当然のこと。大事なのは、適度に距離を保ち、風通しをよくすること。(野菜も、夫婦関係も)それが長持ちの秘訣でございます」
テレビ朝日/2020年5月29日放送
【脚本】小峯裕之
家政夫のミタゾノ3・第7話 [家政夫のミタゾノ]
「都合の悪いものは、見なかったことにすれば、なにもなかったのと同じよね」
「(スキャンダルも、記者会見も)結局、みんなショーが見たいだけなのよ」
「鬼嫁にもいろんな種類がいる。けど、本当の鬼嫁は、そう簡単に本性を現さない」
テレビ朝日/2019年5月31日放送
【脚本】おかざきさとこ
家政夫のミタゾノ3・第4話 [家政夫のミタゾノ]
「法の女神といわれているテミス像をご存知ですか。右手の剣は法の厳格さ、左手の天秤は法の公平さを表しているようでございます。ただ、そのテミス像には、このように目隠しが・・・。先入観を持たないという意味だそうですが、目隠しをして剣を持つなんて、座頭市でもない限り、大変 危険ですので、みなさん、絶対 真似をしないでください」
「正しくいることに縛られてしまうと、大事なことまで見失ってしまいますものね」
テレビ朝日/2019年5月10日放送
【脚本】おかざきさとこ
家政夫のミタゾノ3・第1話 [家政夫のミタゾノ]
「1年ぶりの『家政夫のミタゾノ』、おかげさまでパート3となりました。痛み入ります。でも、回を追うごとにスケールアップさせようとして、話がめちゃめちゃになってしまうという 連ドラあるある だけは気をつけたいと思っております」
テレビ朝日/2019年4月19日放送
【脚本】八津弘幸