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さくらの親子丼 ブログトップ

さくらの親子丼3・第7話 [さくらの親子丼]

「やり直すための復讐なんて、あり得ない。復讐は自分が死ぬつもりでやるんだ」



「ハチドリの家にやってくる子は、なにも特別な子じゃないんです。どこにでもいる子なんです。(中略) でも、あの子たちは不幸にも、人生で一度も大人に大切にされたことがありません。だから、自分の心の扉を閉じてしまったんです。ハチドリの家に来た子供が、あたしに言ったことがあります。ここにいると風の音が聞こえる。雨の音が聞こえる。夕食の匂いがする。景色に色がある。木洩れ日ってきれいだね。初めて空を見たよ――って。あたしたちが普通に感じてること、誰もが当たり前に感じてることを、その子は なにも知らないまま、大人になろうとしてたんです。子供シェルターは、そういう当たり前のことを感じられるようにしてあげる場所です。あの子たちは悪魔でもない。怪物でもないです。もう普通の子供たちなんです」


フジテレビ/2020年11月28日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼3・第6話 [さくらの親子丼]

「腐るんじゃないわ、発酵するの。腐るっていうのは、自分の身をくずして、まわりをダメにしちゃう。でね、発酵っていうのは、自分を生かして、まわりのものも おいしくすんの。(中略) 真由子ちゃんはね、いま腐るか、発酵するか、とっても大事なところにいるの・・・あんたもね。腐らしちゃダメだよ、自分もまわりのひとも」


フジテレビ/2020年11月21日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼3・第5話 [さくらの親子丼]

「このゴボウのおいしい味が出汁だしに溶けて、こうやってニンジンやシイタケに染みていくの。このシイタケのうま味がレンコンやサトイモに染みていく。こうやって、お互いが おいしくなっていくの。あたし、思うのよ。この鍋があたしたちの住んでる社会で、この野菜が真由子ちゃんや、みんな みたいな気がすんの。お互い、おいしくなれたらいいなあ、なんてね」


フジテレビ/2020年11月14日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼3・第2話 [さくらの親子丼]

「最大の善は、最大の悪になり得るっていうからね。善意の中には、必ず悪意が潜んでるってことだよ」



「あれはワガママなんかじゃないわよ。相手がホントに自分の味方になってくれるかどうか不安なのよ。だから、挑発して、試したの。あの子はたくさんの大人に裏切られてきたからね」



「あれは信号なのかもしれない・・・自分の悲しみや、苦しみを知って欲しいっていう。その信号に気づいてあげることが、その子に向き合うってこと――なのかな」


フジテレビ/2020年10月24日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼3・第1話 [さくらの親子丼]

「親権というのは、あくまで子供の利益、福祉のための権利であって、子に対する親の支配権ではありません」



「自分の意志でやって来て、自分の意志で出て行く。(子供)シェルターっていうのは、そういう場所なの」


フジテレビ/2020年10月17日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼2・第8話(最終回) [さくらの親子丼]

「さくらさんには わかんないんだよ、泥にまみれて、生きてるやつの気持ちがさ。簡単じゃないんだよ、前に進むのって。泥の中、泳ぐのってさ、疲れんだよね」



「彼が更生するのに必要なのは少年院ではありません。社会の中でいろいろなことを学び、秩序を身につけることが大事なんです」



「次の時代は誰が作るんですか。誰のものですか。ぼくたちじゃ、ありませんよ。ましてや、あの裁判所の年寄りでもない。子供たちなんですよ。(中略) その子供たちを傷つけて、社会からはじき出そうとして、どうするんですか」



「あたしが わかってることは、この手で・・・この手で、子供たちと つながって あげることだけです。この手で子供たちに おいしいものを作ってやり、お腹いっぱい食べさせてやる。子供が間違ったことをすれば、この手で叩き、泣いていれば、この手で涙をぬぐってやる。悲しみの中で震える子がいたら、この手で、この手で抱きしめてやる。泥沼に沈む子がいたら、この手でその子の手を握って離さない。桃子先生は、それは間違いって言うだろうけど、でも、あたしが できることは それだけです」



「あんたの人生は泥水なんかじゃない。たとえ いまは泥にまみれてても、あんたの本当の心は ちっとも よごれてないのよ」


フジテレビ/2019年1月26日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼2・第7話 [さくらの親子丼]

「あんたさ、さっきから聞いてると、親のこと悪く言ってるけど、ホントは愛されたいのよ、親に。でも、あんたは これっぽちも、親のこと愛してないわ。愛はあげなきゃ、もらえないのよ。ちょうだい、ちょうだいって、甘えてるだけじゃダメなの。あんたが愛をあげなきゃ」


フジテレビ/2019年1月19日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼2・第3話 [さくらの親子丼]

「(ご飯はみんなで食べたほうが おいしいと言いますが)それって、なにか科学的根拠があるんですか。たとえば、ひとが たくさんいると、アミノ酸が増幅するとか」


フジテレビ/2018年12月15日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼・第8話(最終回) [さくらの親子丼]

「あたしは(悠平を殺した)あなたを絶対に許さない。一生、許すことはないわ。でも、憎むことはやめる。苦しみの中で生きて行くのはツラすぎるから」 →参照(2段目)


フジテレビ/2017年11月25日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼・第5話 [さくらの親子丼]

「少年院は罪を償うところじゃないわ。やってしまったことを反省して、同じ間違いをしないよう勉強するところよ」



「失敗して流した涙はね、地面に落ちて芽を出すの。その数だけ、幸せの花をいっぱい咲かせるの。だから、いまは泣きたいだけ泣けばいい」


フジテレビ/2017年11月4日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼・第4話 [さくらの親子丼]

「(摂食障害の)きっかけは人それぞれみたいね。食べる快感で、嫌なことを忘れる。吐く快感で、その瞬間だけストレスを忘れるの。そうやって、自分を痛めつけて壊そうとするのね」



「母はあたしを支配し、あたしの人生に乗り移ったんです。自分が挫折した教師という夢を、あたしを使って果たそうとした――」



「あなたは由希さんのすべてを知ってる。ありとあらゆることを知ってる。こうやって、彼女の人生をせまい部屋の中に閉じ込めて、すべてをわかってるつもりでいる。でも、誰でも気がつくような(手首の)傷を、あなた、見てない。そんな人間に由希さんの心の傷が見えるはずがないわ」


フジテレビ/2017年10月28日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼・第2話 [さくらの親子丼]

「あたしはね、悠平を失くした悲しみの中で生きてる。あの子は親に殺されかかった苦しみの中で生きてる――。ひとはね、悲しみの中では生きていけるけど、苦しみの中では生きていけないの。だから、あたしが守ってあげなきゃダメなのよ、あの子を」


フジテレビ/2017年10月14日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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さくらの親子丼・第1話 [さくらの親子丼]

「子供はみんな幸せになるために生まれてくんのよ。不幸になるつもりで この世にやってくる子なんか、ひとりもいないんだから」



「泣きたいときは、泣けばいい。その流した涙の粒だけ、幸せの花が咲くんだからね」



「あいつの落としたパンは、やっぱりジャムのほうから床に落ちた。でも、何度 落っことしても、また新しくパンにジャムを塗って渡してくれる そんな大人がいる。そのひとは いつまでも達也を待っていてくれる」


フジテレビ/2017年10月7日放送
【脚本】
清水有生/【原作】清水有生
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