水戸黄門(第2シリーズ 九州編)・第8話 [水戸黄門]
「あいつらは、甘やかせば つけ上がり、厳しくすれば亀のように首を引っ込めはいたしますが、心の中では舌を出しておるような、ずる賢いやつら」
「息子に悪の尻ぬぐいをさせる親が、三千世界のどこにおる。死ぬことは許さん。生き恥に耐え、罪を償え。それが新太郎 最期の願いであった。」
BS-TBS/2019年7月14日放送
【脚本】尾西兼一
水戸黄門(第2シリーズ 九州編)・第7話 [水戸黄門]
「身分が卑しゅうて、罪を犯す者はおらん。皆、金に目がくらんでじゃ。長崎奉行でありながら、その地位にふんぞり返り、抜け荷までして私腹を肥やすとは・・・。そのような輩を、なんというか知っておるか。匹夫下郎という。大バカ者」
BS-TBS/2019年7月7日放送
【脚本】尾西兼一
水戸黄門(第2シリーズ 九州編)・第6話 [水戸黄門]
「世の中、この手で触れ、この目で見ねば、わからんものがございましてな。お侍さんも、それゆえ歩かれて おるのでしょう。こんなジジイになりましてもな、やはり世間を知るために、旅は欠かせませんな」
BS-TBS/2019年6月30日放送
【脚本】横山一真
水戸黄門・第10話(最終回) [水戸黄門]
「藩主とは、田畑を耕さず、商いをせず、ひとの上に立つもの。例えて言えば、ひるがえる旗のごときものに ございまするぞ。先頭に立ち、行く手を指し示し、ひとの心をひとつに なさしめるもの。お家のためでなく、ただただ領民のため、旗のごとくあれ、直政殿。風である領民に向かい合わねば、旗は はためきませぬぞ、直政殿」
BS-TBS/2017年12月6日放送
【脚本】尾西兼一
水戸黄門・第9話 [水戸黄門]
「見ざる、聞かざる、言わざるなれど、知らざるふりはできません」
「浄法寺塗ってのは、地味な器だ。ただただ漆を何度も塗っては研いでの繰り返し。漆だけで器の厚みを作るんだ。だが、最後の塗りのあとは、あえて仕上げの研ぎをしねえんだよ。なんでだかわかるか。使い続けるうちに自然と研がれ、艶や輝きが出るからだよ。七割が職人、あとの三割は客が作る。これが浄法寺塗の真骨頂ってわけだ」
BS-TBS/2017年11月29日放送
【脚本】尾西兼一