オリガミの魔女と博士の四角い時間・第36話「羽ばたけ!つる」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「正方形がいろんな姿になる。目に見えるものならば、なんだって折ることができる。正方形の宇宙は果てしないんですよ。だから、(折り紙は)やめられない」
NHK Eテレ/2023年3月4日放送
【脚本】近衛はな
オリガミの魔女と博士の四角い時間・第33話「注文の多い喫茶店」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「喫茶店というのは、文化の交差点なんですよ。いいミュージックを聞き、ゆっくりカフェで舌鼓を打つ――。そういう場所なんです。さっき帰った客いたでしょ。あの野郎、ここでパソコンなんか広げやがって。うちは作業場じゃねえってんだよ」
「いい店というのはな、居心地のいい店を言うんだよ。お客さんの気持ちを まず いちばんに考えないでどうする? 居心地のいい店ではな、お客は みんな、いい顔して笑ってるもんだ」
NHK Eテレ/2022年1月22日放送
【脚本】近衛はな
オリガミの魔女と博士の四角い時間・第32話「情熱のJOMON」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「知識があることと、ホントにわかることは、別ですから」
「真剣なときでも、難しい顔をするのは好きじゃない――。楽しんでやるのが成功の道だと、わたしは思いますけど、チームメイトは楽しんでやるひとを見ると、不真面目だと言うんですよ」
「オレは(オリガミを)折る! 折るという、ただそれだけの行為が、紙に命を吹き込む。やがて、紙は自らの力で立体に立ち上がる」
NHK Eテレ/2022年1月15日放送
【脚本】近衛はな
オリガミの魔女と博士の四角い時間・第27話「博士の欲しいもの」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「欲しいものは、もう持っています。情熱です・・・折り紙に対する。これがあれば、わたしは一生 退屈しない。見えるものだけじゃないんだよ・・・持っていると幸せな気持ちになるものって。むしろ、見えないものの方かもしれない」
NHK Eテレ/2021年2月14日放送
【脚本】近衛はな
オリガミの魔女と博士の四角い時間・第26話「ハイヒール・ブルース」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「強くなれたのは、あなたが頑張ってきたからじゃないかな。鎧をまとっても、そう簡単には強くなれないものでしょう。自分の弱さを知っているひとこそ、本当は強いんだと思います」
NHK Eテレ/2021年2月7日放送
【脚本】近衛はな
オリガミの魔女と博士の四角い時間・第25話「ニセ博士、現る」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「(折り紙で)動物を折るとき、大事なのは、背骨の部分が正方形の(紙の)どこにあるかを、はじめに見極めること。背骨の軸の取り方は二通り考えられる。こうして対角線に軸を取るダイヤ型と、辺に平行な中心線を軸に取るブック型――。おなじ正方形でも、どちらを軸に取るかによって、まったく違ってくる」
NHK Eテレ/2019年9月27日放送
【脚本】近衛はな
オリガミの魔女と博士の四角い時間・第21話「濡羽色の恋」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「黒はどんな色にも染められない、世界でいちばん深い色です。黒で折ると、線や形がよりクッキリと浮き彫りになって・・・なんていうか、ごまかしが きかないんですよ。だから、わたしは黒の折り紙をいっとう大事にしてるんです」
NHK Eテレ/2019年6月14日放送
【脚本】近衛はな
オリガミの魔女と博士の四角い時間・第20話「カンガルーよ、永遠に」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「折り紙と人生はどこか似ていると、わたしは思うんです。山があったり、谷があったり・・・それらは きっと、折り紙 同様、あなたにとって欠かせない、全部 必要なものだ」
NHK Eテレ/2019年6月7日放送
【脚本】近衛はな
オリガミの魔女と博士の四角い時間・第11話「巻貝の記憶」 [オリガミの魔女と博士の四角い時間]
「(巻貝の貝殻を耳に当てると、海の音が聞こえるのは)一説によると、われわれの耳の構造が巻貝と共鳴するのだとか。ぼくらの中にある海の記憶が、この音を聞かせているのかもしれない」
「世界には(折り紙で)どうしても折れないものがあるの。なんだか知ってる? 海よ。海そのものは折れない。なぜなら、海は大きいから。大きいことが、海そのものだから。(だけど、貝殻を)耳に当ててごらん。その海のように、果てしない可能性があなたの手の中にある」
NHK Eテレ/2018年3月31日放送
【脚本】近衛はな