コンフィデンスマンJP・第9話 [コンフィデンスマンJP]
「桂さんは、ノドから手が出て、顔が出て、脱皮しちゃうほど、プロクラブが欲しいのよ」
「お金持ちがプロスポーツクラブに手を出す理由はふたつ。1番、とにかくスポーツが大好き。2番、ただの節税対策。桂さんは2番。だって、桂さんほどの財力があれば、はなから人気チ-ムだって買えるはずでしょ。でも、そうはしない。下手すると儲かっちゃうから。赤字事業が欲しいのよ」
「あなたの言う通りね。あの3兄弟、ホント、単細胞の動物みたいな連中。でも、単細胞の動物も人間に成長する。それがスポーツ」
フジテレビ/2018年6月4日放送
【脚本】古沢良太
コンフィデンスマンJP・第8話 [コンフィデンスマンJP]
「いちばん大切なのは心の美しさ。その上で、外見の美しさを少し際立たせるお手伝いをするのが、わたしたちの仕事です」
「男性は中身を磨けばいいの。美は女のものよ」
「女はね、生まれたときから きれいであることを義務づけられるの。女にとって、美は逃れたくても逃れられない呪いみたいなもの。アホみたいな世の中だけど、それが現実。その現実と心中する覚悟を決めた女、それが美濃部ミカ。全身全霊、すべてを捧げて、ただひたすらに美を追い求めてる。言ってみれば、美のアスリートね」
フジテレビ/2018年5月28日放送
【脚本】古沢良太
コンフィデンスマンJP・第6話 [コンフィデンスマンJP]
「考古学は、学ぶものでも、研究するものでもない。憑りつかれるものだ」
「(富を手に入れた人間が最後に欲しがるものは)名誉よ。賞状、勲章、ノーベル賞――。教科書に顔写真が載って小学生に鼻毛を書かれる名誉」
「いったい考古学のなんに憑りつかれるんだと思う? 名誉なんて屁みたいなものよ。探し求める行為そのもの。幻を求めて、一心不乱に熱狂する日々。それこそが考古学の本当の喜び」
フジテレビ/2018年5月14日放送
【脚本】古沢良太
コンフィデンスマンJP・第3話 [コンフィデンスマンJP]
「汚れた窓から景色を見れば、美しい山々も汚れて見えるもんだよ」
「絵は心で見るものだ、などとバカなことを言う者がいる。違う。絵は知識と情報で見るものです」
「わたしは子供の絵が嫌いです。無垢な心で描いた絵が素晴らしいなんて言うのは嘘。ピカソが描いた子供のような絵には価値がある。ピカソが描いたからです。しかし、子供が描いた絵は無価値。喜ぶのは、その親だけだからです」
「所詮、キャンバスと絵具。実質的な価値はない。いわば、人々が作り出した虚構の上に価値が成り立ってる。それが芸術」
「ゴッホは生前、無名で、絵もほとんど売れなかった。それが、いまでは目ん玉飛び出る値で取り引きされてる。なぜ? 絵が変わったわけじゃない。人々の見る目が変わったの。誰が変えた? ゴッホを最初に評価した評論家よ。彼がゴッホを売り出し、ブームを作り出していった。評論家が いちばん なりたいものは、ゴッホを最初に見出した人間。そして、いちばん なりたくないものは、ゴッホを評価できなかった人間」
フジテレビ/2018年4月23日放送
【脚本】古沢良太
コンフィデンスマンJP・第2話 [コンフィデンスマンJP]
「わが国の老舗旅館とやらに泊まると、絶望的な気持ちになります。伝統にあぐらをかき、夕食は何時にこれを食え、風呂は何時から何時までに入れ。独りよがりのサービスを押しつけ、着物で三つ指つけば、おもてなしだと思ってる。つぶれて当然です」
フジテレビ/2018年4月16日放送
【脚本】古沢良太
コンフィデンスマンJP・第1話 [コンフィデンスマンJP]
「金は失っても取り返せるが、信頼は一度 失ったら取り返せない」
「信頼って、お互いに信じあうことです。でも、赤星さんは相手の忠誠心ばかり求め、赤星さん自身は誰のことも信じてないように見えます。飼い犬に首輪をはめて、逃げられないようにしてるみたい・・・」
フジテレビ/2018年4月9日放送
【脚本】古沢良太
コンフィデンスマンJP・補遺 [コンフィデンスマンJP]
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