探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り・第10話（最終回） [探偵が早すぎる]
「パンケーキ（を作るの）に１時間？ なんですか あなたは。ナマケモノなんですか？ ゆっくりしか動けないんですか」
「すべてを失うと思った瞬間、怖くなったの。それ以来、わたしは すべてを手に入れることにした・・・お金も、地位も、名誉も。もう欲しいものは・・・欲しいものは、全部」
日本テレビ／2022年6月16日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り・第９話 [探偵が早すぎる]
「ひとは口がひとつなのに、耳がふたつ ついている理由を知っていますか？ それは自分の話す倍だけ、他人の話を聞かなければならないからです。興味があろうとなかろうと、ちゃんと話をしている相手を慮る心が大事なのです」
「ひとは だいたい、自分のことを ほめてくれたひとを、いいひとだって言うんだよ」
日本テレビ／2022年6月9日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
※ １段目の『口がひとつ、耳がふたつ』はユダヤの格言
探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り・第８話 [探偵が早すぎる]
「ひとは想うから裏切られる。信じたいという気持ちが、自らの心を惑わせるんだ」
「大金を目の前にすれば、誰もが変わる。変わらないやつは、ただの変人だ」
日本テレビ／2022年6月2日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り・第７話 [探偵が早すぎる]
「言い訳をする人間は、自分の非を他になすりつけ、自分が悪いという比率を下げたがる傾向にあります。そういうひとを ただ叱っても、心の底から反省することはありません。臆病だから、自分が悪いと素直に認めることができないのです。ですから、わたしは叱りません」
「叱られてないけど、叱られた気がする」
日本テレビ／2022年5月26日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り・第４話 [探偵が早すぎる]
「朝からうれしそうですね。そんな楽しいことがありましたか。（中略） そんな楽しいこともないのに、一口 食べるごとに微笑んでいるのであれば、病院に連れて行きます」
「あなたが（外出先から）わたしに よこした連絡。これです。『ちょっと遅くなるかも』――。どのぐらい遅くなるんですか？ 何時に帰ってくるんですか？ 食事は してくるんですか？ 誰と一緒にいるんですか？ 主語がなさすぎて、まったく状況がつかめない言葉、それが『ちょっと遅くなるかも』。（食事中にケータイいじってたら先方に失礼？）はーい、定番の言い訳です。家族に連絡を取りたいので、少々 失礼いたしますと言えばいいのです。家庭内の信頼関係というのは、そうやって壊れていくものなのです」
日本テレビ／2022年5月5日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り・第３話 [探偵が早すぎる]
「普通って、なんですか？ その言葉を使って、皆がやっているから、わたしも いいだろうという考えではダメです」
「集団に属する心地よさを感じ、そこに異を唱えることは、自分の立場をおびやかす。結果として、自分の本音より、集団としての意思を優先することになる――。おまえがそうだ。乗り気ではないのに、まわりに流されるバカそのもの」
日本テレビ／2022年4月28日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り・第２話 [探偵が早すぎる]
「意思の弱い人間ほど、責任転嫁しがちです。決断を他人に任せておきながら、その決断によって なにか問題が起きると、決断したのは自分ではないから自分が悪いのではないと、自分が非難されないようにする――。鏡をご覧なさい。そんな醜い あなたが映っています」
日本テレビ／2022年4月21日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り・第１話 [探偵が早すぎる]
「ひとを思いやるということは、相手の状況を自分の身に置きかえて考えるのではなく、相手の立場に立って考えるということです。自分がして欲しいことと、相手がして欲しいことが、同じとは限りません。最も大事なのは『あのひとは こうして欲しいと考えているだろうな』と、考えることです」
「自分で決めたことに嫌気がさしたとき、環境やひとのせいにする人間は成長しません。問題はいつも自分の中にあると、心がけるべきです」
日本テレビ／2022年4月14日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
注）１段目：実際の台詞は 「ひとを思いやるということとは」 でしたが、こちらの判断で 「ことは」 に変更しました。
注）２段目：実際の台詞は 「自分で決めたことに、嫌気がさしたときに」 でしたが、こちらの判断で 「に」 の連続を削除しました。
探偵が早すぎるスペシャル・前編 [探偵が早すぎる]
「ああ（びっくりした）。なに、心臓止まるかと思ったよ」
「安心してください。止まるかと思ったぐらいで、心臓は止まりません。心臓が止まるときには、止まるかな、なんて考えてる暇はありませんから」
日本テレビ／2019年12月12日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる・第８話 [探偵が早すぎる]
「わたしは ひとにダメだと言われて やめるより、自分で試してダメだと わかりたいんだ」
「わたしを狙うひとは、ある意味、犠牲者だと思うの。みんな、それぞれの思いを抱えて、仕方なくわたしを殺そうとしている。わたしのことで、これ以上、犠牲者を出したくない」
日本テレビ／2018年9月6日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる・第５話 [探偵が早すぎる]
「施しを受けると、また施しが受けられると期待する。欲しいものがあると、優しそうな大人に近づいて施しを受けようと画策する。それが子供という生き物だ」
「嫌なことから逃げて生きれば、ときに道を見失う。子供を利用して悪いことをさせようとする大人もいる。その若さで下手に道を踏み外しては、ロクなことがないぞ」
日本テレビ／2018年8月16日放送
【脚本】藤平久子／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる・第４話 [探偵が早すぎる]
「怒らないから言ってみなさい、と言うひとは絶対に怒ります。でも、あたしはそこを冷静に、あなたの発言が怒るべきか発言なのか、怒らなくてもよい発言なのか、聞いてから判断しようと思います。ですので、言ってみてください。（言いづらくなった？） あなたはいま、選択を難しくしました。言って怒られるか、怒られないかは、二分の一だったのに、言わないと選択しようとした。そこまで言いかけて言わなければ、ほとんどの人間は怒ります。よって、いま あなたの怒られる確率は三分の二になったのです」
「情でひとを助けると、助けた相手も苦しむ、ということが世の中にはあります」
「幽霊なんて存在しない。限られた情報の中から、素早く結論を導き出す。それは生物の存続にとって不可欠。その脳の働きによって、ときに存在しないものを誤って検出してしまうことがある」
日本テレビ／2018年8月9日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
探偵が早すぎる・第１話 [探偵が早すぎる]
「いつもやっていることができないのは、あなたが弱いだけです。ケガをしていても、やろうという気持ちがあれば、それは表に出てくるものです。それが伝われば、わたしは なにも言いません。『わたしは大変だ』とアピールする前に、自分の弱さを気づくべきです」
日本テレビ／2018年7月19日放送
【脚本】宇田学／【原作】井上真偽
