あなたの番です -反撃編-・第20話(最終回) [あなたの番です]
「誰も殺していなくても、はじめのドミノを倒したのは、あなたです」
「もっともっと ひとを殺したくて・・・。でも、ダメなことっていうのは わかってるんで、誰か止めてっていう・・・。(中略) 自分からは やめられないんです。寿命で死ぬか、誰かに殺されるまで、やり続けます」
「好きなの、ひとを殺すことが。止められないの。誰かを殺すことを考えると、体の奥の方から力が湧いてくるの。感動するの。泣けてくるの。生きてる意味があるなって思えるの。それ、抑えなきゃダメ?」
「(不倫だと)知ってたら、愛さなかったの? 世間のルールの範囲内で菜奈さんを愛して、そこをはみ出たら、愛するのをやめちゃうの? ほら、(やめないなら、わたしと)同じじゃん。わたしはひとを殺すことを愛してるの。やめられないよ」
「きみのは愛じゃない。もし本当に愛なら、それが本当に大切にしてるものなら、同じように ひとが大切にしてる愛を奪おうなんて思わないんだよ」
日本テレビ/2019年9月8日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です -反撃編-・第19話 [あなたの番です]
「わたし、先生のだらしなくて、責任感ゼロで、他人まかせな、稚拙な人間性が好きなんです。だから、自分で どうにかしようだなんて、思わないでくださいね」
「(愛するひとのために殺人を犯す気持ちが理解できないんですか?)じゃあ、刑事さんの思ってる愛は、愛じゃありませんね。なんでも できるのが愛ですから。今後『愛してる』って言葉、使わないでくださいね」
日本テレビ/2019年9月1日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です -反撃編-・第17話 [あなたの番です]
「(あなたに『出て行け』と言ったのは)『出て行け』と言うほど怒っているという感情表現です。言葉の裏の意味もわからないから、今日の(公演の)ような表面的な『オレを見て』な演技になるんです。舞台とは、目立ちたがり屋の晴れ舞台じゃありません。ここでしか輝けない人間が すがる悲しい幻なんです」
「(不倫相手の)お嬢ちゃん。どれぐらいの覚悟で、なにを言う つもりなのか わからないけど、あたし、(妻として)このひとのことを愛してるから」
日本テレビ/2019年8月18日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です -反撃編-・第16話 [あなたの番です]
「そうだね、(あたしたちが出会ったのは)奇跡だね。でも、恋愛って結構 簡単に奇跡が起きるからね。そこらのカップルだって、みんな奇跡だと思って つきあってんだから」
日本テレビ/2019年8月11日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です -反撃編-・第12話 [あなたの番です]
「ひとは なにを語るかより、語らなかった なにかに本音が隠れているものです。だから、大事にしてるものよりも、捨てたゴミの中にこそ、そのひとの真実がある」
「(あたしのことが)あやしいって、りっしんべん のほう? 女へん のほう? 女へん のほうなら許す」
「すぐに答えてもらえる? 間が空くと、嘘 考えてるのかなって思っちゃう」
日本テレビ/2019年7月7日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です 特別編 [あなたの番です]
あなたの番です・第10話 [あなたの番です]
「演劇というのは、作り手と観客が同じ時間を共有して、初めて成立する芸術なんだよ。これが映画や小説だと、同じ時間は過ごせない。観客は作り手が完成させたものを、あとから観賞することになる」
日本テレビ/2019年6月16日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です・第7話 [あなたの番です]
「役者というのは、なにをするにも動機というものが必要だと思うんですよね。脚本に書いてあるから登場する、では いけないんです。それは脚本の言いなりだ。作家の奴隷と言い換えてもいい。いま わたしには ここに登場する動機が必要なんですよ」
「一回 笑ってみて、無理やりでいいから。笑って。菜奈ちゃんが笑うと、オレが笑って。オレが笑うと、菜奈ちゃんが笑って。ふたりで笑ってさ、なんでも乗り越えていこうよ」
日本テレビ/2019年5月26日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です・第5話 [あなたの番です]
「組織のなんやかんやに巻き込まれると、祟りより怖い目に遭うぞ」
「週刊誌に嗅ぎつけられたら大変ですよ。『住人全員が容疑者の殺人マンション!?』って騒がれますよ。これね、『!?(ビックリはてな)』って書けば、たいていのことは許されちゃいますから。これ やられたら終わりです。結果、無実だとしても、一生ネットに残ります」
「自分がやられてヤなことは、他人にするなって、よく言うけど、きれいごとだよ。やられたこと そのまんま、自分よりさらに弱い人間にやるやつは、たくさん いるんだよ。世の中、弱いほうへ、弱いほうへ、イヤなことって流れていくんだよ」
「そんな いっぱい しゃべんないでよ。一言『信じて』って言ってくれれば、信じるよ。(中略) その代わり、オレ、嘘でも信じるからね。全部、信じるからね。菜奈ちゃんが言うことは全部、オレにとっては真実になるんだからね。それくらいの覚悟は持っててよ」
日本テレビ/2019年5月12日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です・第4話 [あなたの番です]
「われわれの身の回りで、ひとが立て続けに死んでいることはお気づきか? さて、この事実が示すものはなにか。(中略) それは、われわれが名探偵の域に達したということです。ほら、名探偵ってさ、行く先々で殺人事件が起きるじゃない?」
「頭を使わないと、(あなたみたいに)栄養が体に行っちゃうのね」
「嫁、姑っていうのは、基本、殺し合い寸前よ。仲良く見えてるところは、どっちかが鈍感なだけだ」
「悩ませてあげるのも優しさだよ。自分で解決したほうが、そのひとのためになる なんてこと、いくらでもあるんだから。好奇心と優しさを はき違えるなよ」
日本テレビ/2019年5月5日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です・第2話 [あなたの番です]
「バレる気づかいは “嘘” だよ。でも、バレない気づかいは、優しさ。そういう優しさが3つ たまると、愛になる。逆に言えば、愛さえあれば、優しい気づかいが3回できます。あ、これ、1日あたりの話ね。1日3回、1年だと1095回、ぼくは あなたに優しくできます。逆も おんなじ。菜奈ちゃんが100才まで生きるとして、あと5万4750回、あなたは ぼくに優しくできます」
「みんなが鼻で笑うような(そのひとの)部分を好きになっちゃったら、もう離れられないなあって・・・」
日本テレビ/2019年4月21日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です・第1話 [あなたの番です]
「あたし、誰かに ひどい言葉を1回 言われる度に、自分は誰かに優しい言葉を2回かけようと思ってて・・・。それで、世の中の優しさの量を、まあ少しずつ増やそうって計画を実行中なんです」
日本テレビ/2019年4月14日放送
【脚本】福原充則/【原案】秋元康
あなたの番です・補遺 [あなたの番です]
・あなたの番です・完全新撮スペシャル! (金曜ロードショー)
・あなたの番です 劇場版 (映画)
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