カカフカカ -こじらせ大人のシェアハウス-・第10話(最終回) [カカフカカ]
「あたし、自分のことが大事で、でも、いつの間にか自分のことが大嫌いで・・・。だから、ひとに価値をつけてもらいたくて、いらないって言われるのが怖くて・・・。だから、長谷さんに逃げたんです。長谷さんが わたしに いちばん高い値札つけてくれたから」
「(なにをやっても同じことの繰り返しかどうか)そんなの わからないわ。なにかを選んだ先の自分を信じるしかないのよ」
tvk/2019年6月27日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】石田拓実
カカフカカ -こじらせ大人のシェアハウス-・第9話 [カカフカカ]
「あえて最悪なパターン想定して考える癖ついちゃってない? べつにそれが悪いこととは思わないけど、同時に最良も考えておくべきだと思う。でないと、言葉も行動も最悪なほうに引っ張られるから」
「つきあうって、両思いになることとイコールじゃない」
「好きってことより、しんどいとか、ツラいってことが勝ったんなら、全然 逃げていいと思うよ」
tvk/2019年6月20日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】石田拓実
カカフカカ -こじらせ大人のシェアハウス-・第8話 [カカフカカ]
「たった1、2回(セックスを)やっただけだよ。そんなの、なんの保証にも確証にもならない。ただ行為があったってだけで、つきあってもないし、好き合ってもない。問題ないよ」
「(同じ男を好きになったからって)謝罪される覚えなんてない。(中略) あなた、追いかけっこで、追い抜いた相手に『ごめんなさい』とか謝るの? 謝らないわよね。安易な軽々しい謝罪は、侮辱も同然だわ」
tvk/2019年6月13日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】石田拓実
カカフカカ -こじらせ大人のシェアハウス-・第4話 [カカフカカ]
「あのひとと あかりが会って話をしたらと思うと、怖すぎるよ。水と油どころか、水とナトリウム・・・」
「たしかに。激しく爆発しそう」
「寺田さんて、ときどき そういう話し方するわよね。ヘラヘラ笑って、『どうせ』とか、『わたしなんか』とか。(中略) 自己評価が低いのは あなたの勝手だけど、わざわざ示さなくていいから」
「あたし、むかし ちょっと自分にすごい価値があると思ってたときがあって。ホント、意味もなく自信満々で。でも、時間が経つにつれて、現実 見えてきたっていうか・・・。言ってみれば、自分にすごい高価な値札 貼ってたら、上からどんどん、どんどん、値引きシール貼られてったって感じで」
「ひとって、そもそも買わないものの値札とか、興味ないから。大丈夫よ、寺田さん。わざわざ(自分を)低く見せなくても、たいていのひとは、寺田さんの値札とか見ないから。で、興味のあるひとは、値段交渉 可能だから」
tvk/2019年5月16日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】石田拓実
カカフカカ -こじらせ大人のシェアハウス-・第3話 [カカフカカ]
「寺田さんは最低限の常識と生活能力はありつつ、でも、面倒くさそうな夢も、目標も、特に打ち込むものもなくて、そこそこ世話好きだけど、自分に自信がなくて、卑屈で、消極的だから、変に出しゃばったりもしなそうで。なんかね、(結婚相手として)全体的にちょうどいいんだよ、寺田さんて」
tvk/2019年5月9日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】石田拓実
カカフカカ -こじらせ大人のシェアハウス-・第2話 [カカフカカ]
「中学のときの本行は地味で、口数も少なくて、目立たなくて・・・でも、わたしは ちょっと ほかの男子とは違う気がしてた。ただ、それは恋愛感情というより、ほかの子とは違う視点を持つ わたし、みたいな優越感だったのかも」
「あいつ、ほら、ちょっと いろいろ危なっかしいっていうか、すぐ死にそうじゃん? なんか生物として、世の中に存在するのが下手っていうか」
tvk/2019年5月2日放送
【脚本】阿相クミコ/【原作】石田拓実