大富豪同心3・第8話(最終回) [大富豪同心]
「坂田様は天下の秀才。それに比べて、甘利様は凡才。だが、その甘利様は わからぬことは まわりに尋ね、皆が あれこれと知恵を出し合い、最後には正しい答えにたどり着く。一方、坂田様は己の知恵に頼るあまり、ひとりで なんでも決めてしまう。それは ときに 大きな過ちを生むかもしれん」
NHK BSプレミアム/2023年8月11日放送
【脚本】小松江里子/【原作】幡大介
大富豪同心3・第4話 [大富豪同心]
「おいらや弥五さん みたいな生き方をしている人間は、ひとつ間違えると、あきらめや、悪事の橋を渡っちまう。あっち側に行っちまうんだよ」
NHK BSプレミアム/2023年7月14日放送
【脚本】伊藤靖朗/【原作】幡大介
大富豪同心3・第3話 [大富豪同心]
「貧乏を知らぬとはいえ、(三国屋さんは)金の使い方まで知らないのですね」
「オレたち侠客は、いつも堅気さんの ご迷惑にならねえよう振る舞わなくちゃならねえ。それを忘れたら、ただのクズだ」
NHK BSプレミアム/2023年7月7日放送
【脚本】小松江里子/【原作】幡大介
大富豪同心2・第8話 [大富豪同心]
「どのようなときでも、わたしは わたしです。楽しみを取ってしまったら、わたしじゃなくなります。美鈴さんも、そうじゃありませんか。美鈴さんから剣を取ってしまったら・・・。剣を持つ美鈴さんは、本当に生き生きとしています」
「ひとには生まれ持った性分というものがあります。魚が水に棲むように、鳥が空を飛ぶように、それが なくなってしまったら、生きるのも苦しくなってしまう」
「捕り物に、大きいも、小せえも、ねえんだよ。オレたち同心の務めはな、悪党を減らし、江戸の街に平穏をもたらすこと。その市井で暮らす連中の味方になることなんだよ。この十手はな、そんな者たちを守るために、お上から与えられてんだ」
「八巻はな、たしかに剣は使えねえ。走れねえ。けどな、どんなときでも弱い者には手を差し伸べる・・・なんとかしてやろうってな。本当に強い男ってのは、そういうやつなんじゃねえのか」
NHK BSプレミアム/2021年7月16日放送
【脚本】小松江里子/【原作】幡大介
大富豪同心2・第7話 [大富豪同心]
「あの男は、ひとから指図されることは なにもできないが、自分の好きな物事を とことんやっております。だから、ひとを幸せにできるのです」
NHK BSプレミアム/2021年7月9日放送
【脚本】伊藤靖朗/【原作】幡大介
大富豪同心2・第3話 [大富豪同心]
「若君は なにか勘違いをされているんじゃありませんか。(彼らは)手下ではありません。仲間ですよ」
「わたしは どなたが公方様の跡を継がれてもいいんです。誰がなっても、お天道様は毎日 顔を出してくれるんですからね。けれど、子供を怖がらせるような おひとや、信じ合える仲間もいない おひとに、正直 言って、ひとの上に立って欲しいとは思いません」
NHK BSプレミアム/2021年6月11日放送
【脚本】小松江里子/【原作】幡大介
大富豪同心2・第1話 [大富豪同心]
「ひとは最後には死んでしまいますよ・・・遅いか、早いかの、違いがあるだけ。わたしたちの放蕩は、どうせ死ぬまでの暇つぶし。あとは、その暇つぶしを、面白おかしく盛り上げるだけです」
NHK BSプレミアム/2021年5月28日放送
【脚本】小松江里子/【原作】幡大介
大富豪同心・第10話(最終回) [大富豪同心]
「この世の中、お金で買えないものはありません。ひとも金で動きます。ですが、本気でひとを動かすことはできない。それが できるのは、このひとのためにならと思える、その心だけだということを(学びました)」
NHK BSプレミアム/2019年7月12日放送
【脚本】小松江里子/【原作】幡大介
大富豪同心・第7話 [大富豪同心]
「普通に生けるなら、花は多すぎてはいけません。どれを大事にして、どれを捨てるか はっきりすることで、選んだものをより可憐に際立たせることができるんです。そのほうが花も幸せです」
NHK BSプレミアム/2019年6月21日放送
【脚本】伊藤靖朗/【原作】幡大介