湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー・第６話（最終回） [ポイズンドーター・ホーリーマザー]
「こういうのってなに、ロマンス小説っていうの？ ハンサムな御曹司が出てきて、主人公に一目惚れ。即セックス。それから、ケンカ。セックス。仲直り。記憶が戻って、またセックス。あっは、バカみたい」
WOWOW／2019年8月10日放送
【脚本】吉川菜美／【原作】湊かなえ
湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー・第４話 [ポイズンドーター・ホーリーマザー]
「自分の話って誰でも書けるから、公募（の脚本）で勝負する題材じゃないって、なにかで読みましたけど、堂々と応募するひともいるんすね」
「豆生田の受賞作は、改悪されて目も当てられないものになっていた。いろんな意見を聞いて、直しを重ねるうちに破綻してしまったのだろう。そこを乗り越えられなかったのは、脚本家としての力量が足りないということだ」
WOWOW／2019年7月27日放送
【脚本】清水友佳子／【原作】湊かなえ
湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー・第２話 [ポイズンドーター・ホーリーマザー]
「なんで なにも言ってこないの？ あんなに毎日 電話してきたくせに。無言の圧力かけて、悪いのは わたしだって、思い知らせようとした？ それがお母さんのやり方だもんね。罪悪感に訴えて、ひとをコントロールするのが」
WOWOW／2019年7月13日放送
【脚本】清水友佳子／【原作】湊かなえ
湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー・第１話 [ポイズンドーター・ホーリーマザー]
「聖母なんかじゃないですよ。外面がいいだけです。わたしの母は毒親です。理想の母親って、子供を自分の思い通りにコントロールする親のことですか。『お母さんがいないと、なにもできない』と洗脳して、『親を悲しませる子は悪い子だ』って罪悪感を植えつけて・・・そんなのが理想の親？ みんなに優しくなんかないですよ。他人を学歴や肩書きで判断するし、見栄とプライドのかたまり。わたしも『つきあう相手を選べ』って言われ続けて、つい最近も彼氏と別れさせられました。彼は高卒で、仕事も不安定だから・・・。あのひとは学歴や仕事でひとを判断するんです。教師になれって言われ続けてきたけど、大学３年のときにデビューしました。最初は反対されたけど、最後は許してくれた。きっと “女優の母” っていう肩書きも悪くないって思ったんでしょう。『女手ひとつで育ててもらった』って、わたしにとっては呪いの言葉です。母に不満を持っちゃいけない。いちばん正しいのはお母さん――。その刷り込みのせいで、たくさん傷ついてきました。（中略） 母に逆らえなかった人生を、いまは死ぬほど後悔しています。わたしの人生はわたしのもの。家族だからって、もう支配されるのはイヤ。お母さんなんて、大っ嫌い」
WOWOW／2019年7月6日放送
【脚本】清水友佳子／【原作】湊かなえ
