偽装不倫・第10話(最終回) [偽装不倫]
「わたしたち、出会ったときから、お互いを条件でしか見てなかった。外側ばっかり気にして、肝心の中身は空っぽだった。完璧に見えた結婚生活で、わたしたちに唯一 足りなかったのは、お互いを好きだっていう気持ち――。愛だったんだよ」
日本テレビ/2019年9月11日放送
【脚本】衛藤凛/【原作】東村アキコ
偽装不倫・第9話 [偽装不倫]
「(旦那に)嘘ついて、その場 その場を やり過ごして、結局 ぐるぐる ぐるぐる おんなじところを回ってる。嘘って、そういうことだよね。おんなじところを回って、ゆっくり落ちていく感じ。落ちた先には、なにがあるんだろう・・・嘘に時間いっぱい使って、おばあちゃんになった あたしかな」
日本テレビ/2019年9月4日放送
【脚本】衛藤凛/【原作】東村アキコ
偽装不倫・第3話 [偽装不倫]
「嘘ついて悪いことしてるフリして、ホントは なにも悪いことしてないの。でも わたし、つまんない女だから、なんの魅力もない女だから、嘘というアクセサリーで自分を飾って、罪悪感を媚薬代わりにしないと、あなたみたいな素敵なひとに好きになってもらえないの」
日本テレビ/2019年7月24日放送
【脚本】衛藤凛/【原作】東村アキコ
偽装不倫・第2話 [偽装不倫]
「婚活パーティで知り合ったひとと何度かメールをやり取りして、悪いひとじゃなさそうだなと思ったら、約束して食事に行く。それから食事に行くための服を選んで、ちゃんとメイクして、髪もきれいに巻いて、ネイルもベージュピンクにして、時間をかけて いちばんきれいな自分を作って。待ち合わせのお店に行くと、そこには好きでもなんでもないひとが座ってる。(中略) まったく なんのときめきもない相手に、サラダを取り分けるときの、あの頭がグラグラする感じ。わたしは あれが嫌で婚活をやめた」
「正直にならなきゃ いいひとに出会えないと思って、婚活シートには ひとつも嘘を書かなかったのに。でも、勢いで嘘をついたら・・・わたしという つまらない人間に “既婚” というタグがひとつ付いただけで、わたしは危険で、ミステリアスで、情熱的な女になった」
日本テレビ/2019年7月17日放送
【脚本】衛藤凛/【原作】東村アキコ