これは経費で落ちません!・第10話(最終回) [これは経費で落ちません!]
「タコ焼きは おやつ。お好み焼きは主食。意味合いが全然 違う。ひとくくりにしていいものじゃない」
「どっちが幸せなんだろうなあ・・・やりたいことをするのと、得意なことをするのと」
NHK/2019年9月27日放送
【脚本】渡辺千穂/【原作】青木祐子
これは経費で落ちません!・第8話 [これは経費で落ちません!]
「恋愛は うれしい気持ちもくれるけど、苦しい気持ちも ちゃんとくれる。思ってた以上に、イーブンなのかもしれない」
「(追っかけに見返りは)あります。てか、見返りしかないですから。もう何十倍にして返してもらってるんです、アレッサンドロには。(なにをって)命です。はい、生命維持費なんです、アレッサンドロ代は。アレッサンドロにライブで会えると、生きててよかったって思えるし、肌つやつやになるし、体調 良くなるし、明日からも仕事 頑張ろうって思えて、とにかく ありとあらゆる幸せを与えてくれるんです、アレッサンドロは」
「(数字には出ないユーザーの声を専務に訴えても)ムダだと思うけどな。数字で動く人間は、数字でしか動かせない」
「発展には革新が不可欠です。革新とは、慣例や慣習を疑うことから はじまります。流れのない ぬるま湯は心地いいものです。だが、やがて腐る」
NHK/2019年9月13日放送
【脚本】蛭田直美/【原作】青木祐子
これは経費で落ちません!・第6話 [これは経費で落ちません!]
「相手が神だろうと なんだろうと、アンフェアや間違いは正すべきだし、疑惑があるなら追及すべきです」
「麻吹さんは誰と戦ってるんですか」
「決まってるじゃない、自分よ。自分と戦って、勝って初めてひとは成長するんです」
「(森若さんはあなたの人生を)メチャクチャにしたんじゃありません。救ったんです・・・犯罪を隠しながら一生を過ごすという最悪な人生から」
NHK/2019年8月30日放送
【脚本】蛭田直美/【原作】青木祐子
これは経費で落ちません!・第5話 [これは経費で落ちません!]
「人生はラグビーボールみたいなものだ。(中略) どこに転がっていくか わからないけど、きっといい方向に向かうと信じてプレイするしかない」
「わたしは経理部として、正しいことをした。でも・・・でも・・・でも、正しいからエライわけじゃない」
NHK/2019年8月23日放送
【脚本】藤平久子/【原作】青木祐子
これは経費で落ちません!・第4話 [これは経費で落ちません!]
「いくら財務状況が安定している(会社に勤めている)からといって、人間関係や派閥争いに巻き込まれて、辞めざるを得なくなるときだってあります。人生って、案外、落とし穴だらけなんです」
「この(『働く女性の生き方セミナー』入会のための費用)50万円の内訳を教えてください。明細を。(誰かの力なるのに制限は設けたくないから)決めてない? では、わたしは結構です。この値段が高いのか、安いのかはわかりませんが、目に見えない、具体的じゃないものに お金を払うことを、そんなに簡単に決められません。ですので、(入会は)お断りします」
「女子社員がわざわざ様子をうかがって、コーヒーを淹れてあげて、察しがいいとか、気がきくとか、時間のムダだし、くだらないわ。そんなことでホメられるよりも、ホメられるような仕事をちゃんとしたほうが いいんじゃないのって」
「一寸先は闇かもしれませんが、一寸先は光という可能性もありますし」
NHK/2019年8月16日放送
【脚本】渡辺千穂/【原作】青木祐子
これは経費で落ちません!・第3話 [これは経費で落ちません!]
「不足が9の倍数ってことは、単純な入力ミスだと思います。位の数を間違って入れ替えて入力すると、その差は必ず9の倍数になるので」
「間違えても、すぐに報告して謝罪する。そこが佐々木さんのいいところですね」
「アブナイ。独身アラサーがテレビとしゃべりだしたら本格的にアブナイ」
「なにか起こる前に騒いだところで、会社は なにもしてくれませんよ。警察と同じです」
「営業部では、少しくらい損失を出しても、また挽回できるチャンスがあるのだと思います。でも、わたしたち経理部は、たった1円の間違いも許されない。ごまかしたり、逃げたりできません」
NHK/2019年8月9日放送
【脚本】藤平久子/【原作】青木祐子
これは経費で落ちません!・第2話 [これは経費で落ちません!]
「『食指が動く』『海老で鯛を釣る』『花より団子』『同じ釜の飯を食う』――。数々の ことわざ になるぐらい、食べ物は人間の気持ちを動かすの。たかが差し入れ、されど差し入れ。だから、わたしは(現場への差し入れを)大事にしてる。食べることで やる気が出る。それで うまくいってるんです」
「できる部下だと、上司は なにも言えない・・・じゃ困るんですよ」
「(自費で飾りつけをしているのだから、会社にマイナスはないとおっしゃいますが)室田さんがショールーム担当になってから、明らかに訪れるひとが増えて、売上げも上がっています。それは販売促進の効果があったということです。販促にかかった経費を計上しなければ、売上げが上がった理由がわかりません。この成果をほかで生かそうにも、数字から見えるものがなくなります。そこをハッキリさせなくては、今後の参考にもなりません」
「経費は会社のお金ですので、たった1円でも仕事のために正しく使わなければなりません。会社のために自分のお金を使うことも、自分のために会社のお金を使うことも、当たり前ですが どちらもいけません」
「嫌われるよりかは、好かれたいです。でも、わたしは経理部員です。くまなく経費をチェックして、他部署から うとまれるのなら、それも わたしの仕事のうちです。ひとから好かれるのが仕事ではないので・・・。ただ、ひとから好かれるのが仕事のひともいます。例えば会社の顔である広報課員は『天天コーポレーション』の広告塔として、いい印象を持たれるのも仕事です。誰にでもできる仕事ではありません。(中略) 誰にもできない特別な仕事するために必要な経費もあります。だからこそ、その予算をムダなものにではなく、少しでも効果的なものに使って欲しいと、わたしは思います。本当に正しいと胸を張れるものに、堂々と会社の大事なお金を使って欲しいです」
「仕事とは、きっちりと働いて責任を果たし、働いた分の給料を適正にもらうことです」
NHK/2019年8月2日放送
【脚本】渡辺千穂/【原作】青木祐子
これは経費で落ちません!・第1話 [これは経費で落ちません!]
「だいたいの社員は、入社すると少しずつズルくなる。そして、3年か4年で、そのひとなりの要領のよさが完成する」
「経費とは、収入を生むために業務上必要な支出。わたしはそう認識しております」
「みなさんが稼いできたお金を守ることが、(経理部の)わたしの仕事です」
NHK/2019年7月26日放送
【脚本】渡辺千穂/【原作】青木祐子