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百合だのかんだの・第8話(最終回) [百合だのかんだの]

「ストーカーとか、聞こえが悪いな。純粋な愛とそれは紙一重ではないだろうか・・・思いの濃さという意味では」


フジテレビ/2019年9月6日深夜放送(2019年7月12日、FODにて配信)
【脚本】
野島伸司
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百合だのかんだの・第7話 [百合だのかんだの]

「物語の上っ面の、よさげなとこだけ見るのはどうなの? 生クリームだけなめて、スポンジは食べないつもり?」



「表の世界では、嘘はいけないこと。でも、裏の世界では、嘘もつけない人間って退屈よ」



「嘘をつかないひとは(相手も嘘をつかないと)そう思っちゃうの。(中略) ホントの善人はダマされるの。ダマされるから善人ともいえる」



「正直なひとだけが幸せになれると、わたしは思う。(中略) くだらないプライドの天邪鬼あまのじゃく、被害妄想、他人の気持ちには鈍感なくせに、自分の気持ちには敏感な、察してチャンで、ヒス起こしたり、だんまり決め込むような女は、絶対、幸せにならない。結局、自分しか愛せない人間だから。わたしも そっちに行きたい。素直になって、思ってることを伝えて、傷つけられても・・・傷つかない。自分は嘘をついてないんだから。わたしも、自分よりも誰かを愛したい。幸せになりたい」


フジテレビ/2019年8月30日深夜放送(2019年7月5日、FODにて配信)
【脚本】
野島伸司
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百合だのかんだの・第6話 [百合だのかんだの]

「そういう(イジメをする)女子はSでもなんでもない。ただの意地悪だって。SはサービスのS。感性と才能――」



「あの子、そういう子じゃない。例えば都会だと、道で倒れてるひとがいても、素知らぬ顔で通り過ぎる。他人と関わって いいことなんて ひとつもないのを知ってるから。冷たい というより、合理的判断です。でも、百合は絶対『大丈夫ですか』って声をかけて、助けようとしちゃう。電車でお年寄りに席を譲っても、『年寄扱いするな』と、どやされることもある。でも、百合はまた席を譲ろうとする。学習能力ないと言えば それまでだけど、その素直な優しさが、何度も そうしちゃうような子です」



「やっぱり、素直って大事ですよね。百合を見てて思う。くだらないプライドや天邪鬼あまのじゃくって、ホントだめ。幸せになりたいなら、素直になるのが唯一の方法なんだなあって」



「普通の恋愛ってなに? つか、幸せな恋愛や結婚って、いつの時代のステレオタイプな発想よ。(わたしは)子供は産まない。ママみたいな母親になる。なりたくないって思えば思うほど、気が張って いっぱい いっぱいになって、あるときドカンだよ。結局、クソ女と同じような母親になる。それは連鎖だから。虐待の連鎖って証明されてる。子供は好きよ。でも、自分の子供は怖い」


フジテレビ/2019年8月23日深夜放送(2019年6月28日、FODにて配信)
【脚本】
野島伸司
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百合だのかんだの・第5話 [百合だのかんだの]

外面そとづらいいけど、SNSで毒吐いているやつもいる。(中略) そいつら犯罪予備軍だから、たまってバーストしちゃうよりはマシか。むかしみたいに、ヤンキーっていうか、外見で判別つく時代と違って、いまは普通のなりしてるやつが、突然キレてヤバいとかもあるしね」
→参照(6段目)



「籍を入れて数か月後に(奥様が)事故に遭われて、それ以来、何十年もこのまま(植物状態)。最初は心配したし、これからも ずっと そばにいて、見守ってあげる――。そう思う。もしかしたら、愛を強く感じたかもしれませんね。でも、そんなのは長く続かない。続くほうが おかしいって。(中略) 金銭的にも、精神的にも、負担はひどくなるし、終わりが見えない。親の介護と一緒ですよね。愛してるけど、なんなら いい加減 早く死んでくれと、祈るようになる。キャパを越えれば、手をかけることすら・・・よくある事件です。べつに責めてるわけじゃないですよ。百合は永遠の愛だなんて美化してるけど、先生はそういう周囲の目で逃げ場もなくなった。(百合は)お人好しです。疑うことを知らない いい子です。わかります。ひとの気も知らないでと、怒りが芽生える。お人好しは、人殺しともいうんです」



「(ひとの言葉を疑わない、そういう百合の性格は)素敵よ。素敵だけど、悪意があるひとにとっては、格好の餌食になっちゃう。振り込め詐欺とかでもさ、普通のひとは『なんでニュースになってるのにダマされるの。バカじゃない』って思うだろうけど、逆に、お人好しで、善意のひとだからなの。(中略) わたしが守ってあげるから、百合はずっと素敵な百合でいて」


フジテレビ/2019年8月16日深夜放送(2019年6月21日、FODにて配信)
【脚本】
野島伸司
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百合だのかんだの・第4話 [百合だのかんだの]

「真面目な子ほど、どっかでインモラルな憧れがあるの。(中略) 踏み外すと、際限なくなって怖いから、真面目に生きてるとも言える」



「恋愛に夢や希望を抱くのは危険だよ。お祭りみたいなもんだと思わなきゃ。盛り上がって花火が上がったら、『はい、きれいでした。また来年』てなもんよ」


フジテレビ/2019年8月9日深夜放送(2019年6月14日、FODにて配信)
【脚本】
野島伸司
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百合だのかんだの・第3話 [百合だのかんだの]

「疑いを仕向けるやつが、逆に怪しい。これ、推理小説の初歩な」



「(彼氏が)彼女の友達のビジュアルほめるってNGよ」



「この国の婚姻制度は女に有利すぎる。死ぬまで働いても、家も、生命保険も、妻のもの。離婚したって、親権 取られて、子供に会えない」



「友達もちゃんと選びなよ。上っ面の『ある、ある』『わかる、わかる』、なでもかんでも『カワイイ』って、適当な共感だけの女なんか、一皮むけば、ひとの彼氏でも くどかれたら(満更でもないんだから)」



「結婚して、ママ友、PTA――。上っ面で話 合わせて、陰ではディスり合いの人間関係。そんなのばっかで、ホントの自分を誰にわかってもらえるの。彼氏? 旦那? ないない。男と女じゃ、脳の構造が違う。別の生き物なんだし。(中略) 深い傷、届かない傷も、なめ合って治す。それが親友じゃない? わたしなら、気持ちよく なめてあげれる」



「(なんでも暴くのは)パンドラの箱よ。浮気や裏切りとかって、知らなければすむ」
「開けなきゃダメよ。パカパカ箱なんて開けていかなきゃ、粗大ごみで溜まるだけ」



「いい、その調子。(わたしの)ゆがんだ生い立ち、生活(をなじる)。聞いてて痛いけど、胸にくる。いい。知らないで言いすぎる。でも、謝って許す、お互いに。とってもいい。泣きそう」



「現実は嘘ばかり。見て見ぬふりして生きるのが、正解かもしれない。いろいろ あきらめなきゃ、やっていけないでしょって。でも、そんなの生きてない。実はちゃんと生きてない。一度きりの人生は、喜怒哀楽のすべてを受け止めるべき。それって大変だから、独りじゃ大変だから、親友がいるの」


フジテレビ/2019年8月2日深夜放送(2019年6月7日、FODにて配信)
【脚本】
野島伸司
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百合だのかんだの・第2話 [百合だのかんだの]

「うちの職場にもいる。誰が誰に気がある。うらやましいって口ぶりで上げるわりには、陰でディスったりしてる女。なんでもかんでも欲しがるわりに、自信がないから陰口、悪口。つか実際、世の中、そんな女たくさんいる。平気で友達の彼氏、別れを誘導して、取る女っているし」



「(ジュニアアイドルやってたから)性がぶっ壊れてるとこあるかも。まだ生理もきてないのに、ピチピチの水着でバランスボールにまたがって揺れる――。撮影なんて ほぼ密室で、そのとき母親は外に出されるわけよ。カメラマンと二人きりのときもある。笑っちゃう。子供相手に股間もっこり勃起しちゃってんのよ。慣れって怖いね。そのほうがいい写真 撮れてる。カメラマンがギラついてるほうが、売れるものが撮れてる。そんなふうにまで思っちゃたりもして」 →参照



「百合は優しいね、誰にでも。皮肉なんかじゃない。邪悪になれない人間てのもいる。根っこが優しいんだ」


フジテレビ/2019年7月26日深夜放送(2019年5月31日、FODにて配信)
【脚本】
野島伸司
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