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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第8話(最終回) [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「オレは、法律のことは さっぱり わからんが・・・法律は罰を与えるだけなのか。罰に終わりはないのか」



「日本の法律はおかしい。精神を病んでようが、ガキだろうが、犯した罪に変わりはない。ひとを殺したら罪に問われるべきなのに、特別扱いするから、オレたちのような被害者家族が苦しむ羽目になる」



「(殺人犯だからって)どうして みんな他人の人生に そんなに興味があるんだろうね。逆に不思議なんだ。自分の人生が うまくいかない不満を、他人にぶつけてるんじゃないかな」


フジテレビ/2020年1月25日放送
【脚本】
泉澤陽子/【原作】中山七里
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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第7話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「あのひとたちが(殺人犯の家族として)どんな人生を送ってこようが、わたしには関係ない。苦労を強いられたのなら、世間やマスコミの糾弾に いちいち反応し、血縁者としての責任に酔いしれた代償だ。家族の枠組みを後生大事にすることと、理性的な行動をとることは、まったく別の問題だ。家族愛とは、ひとの弱さが もたらすものでしかない」



「正義はナイフみたいに振りかざすものじゃないと思う。心を守る盾なんじゃないかな」



「(少年)法はわたしを裁かなかった。それでも生きろと社会に放り出された。教えてくれ、どうすれば償える。どうすれば罰を受けられる」


フジテレビ/2020年1月18日放送
【脚本】
泉澤陽子/【原作】中山七里
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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第6話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「まとも(なクライアント)?(中略) 住民側が集団訴訟を起こしたから、会社側の弁護士として、わたしが選ばれた。札つきの弁護士に頼る連中が清廉潔白なはずがない」



「(少年院に入ったあなたは)世間から高い塀に守られて、ちゃんと三食 保証されて、教官とやらが つきっきりで世話してくれて、悪党仲間とよろしくやって・・・。たっぷり勉強もさせてくれたんだから、塀の外の(家族の)ことなんて眼中になくて当然だよね」


フジテレビ/2020年1月11日放送
【脚本】
泉澤陽子/【原作】中山七里
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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第5話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「法律は秩序を守るためにあり、悪を野放しにしないがための盾だ。その法律をあいつは武器にして、悪をかばおうとしてる」



「年を取るとね、ゆずれない信念を ゆずらないことが大切になってくる・・・。だって、自分の人生、否定したみたいになっちゃうじゃない」



「どんなにきれいごとを並べようと、実際に血で手を染めた人間は外道だ。裁判官に言い訳できても、てめえには言い訳できん。だから、オレは栃野とちのを殺した報いを受けなきゃならん。でなきゃ、オレはずっと外道のままだ」


フジテレビ/2020年1月4日放送
【脚本】
戸田彬弘/【原作】中山七里
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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第4話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「(反省しているなんて)見え透いた嘘をつくな。たとえ それが本音だろうと、口に出した途端、気持ちが軽くなる。そして、すぐに贖罪を忘れる。そういう嘘を吐き続けるやつは、自分をダマし続けて、更生の機会を失っていく」



「おまえは ほかの(少年)院生たちと ちょっと ちゃうな。礼司、ひとと ちゃうことは、自信にせなアカンで。要は、個性は使いようや」



「償え。簡単に死なれてたまるか。ひとひとり殺したら、もう外道だ。法律が許しても、世間が許しても、それは変わらん。いいか、おまえは死ぬまで自分の犯した罪と向き合い、戦え。そして、最後の日がくるまで、それを背負って生きろ。(中略) 後悔なんかするな。悔いたろころで、過去は修復できん。謝罪もするな。いくら謝っても、失われた命が戻るわけじゃない。その代わり、犯した罪の埋め合わせをしろ。外道がひとに戻るには、償い続けるしかない。御子柴みこしば、死んだ人間の分まで生きろ。懸命に生きろ。決してラクな道を選ぶな。悩んで、迷って、苦しめ。そして、自分の中にいる獣から目をそらさず、常に戦え。それを死ぬまで繰り返すことが、贖罪へとつながっていく。だが、勘違いするな。罪を償うのは義務じゃない。罪人に許された権利だ」


フジテレビ/2019年12月28日放送
【脚本】
戸田彬弘/【原作】中山七里
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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第3話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「司法試験に人格は関係ない。だから、あんたのような金の亡者も弁護士になれたんだろ」



「日ごろから暴力(を振るうこと)には慣れてるようだが、ひとを殺したことはあるのか? ナイフが体内に沈んでいく あの感触。力いっぱい締めた首の呼吸が止まる気配。相手の目がだんだんガラス玉に変化していく あの光景――。おまえには無理だ。躊躇があるやつには、どうしたって ひとは殺せない。経験者だから教えてやるよ。ひとを殺すときには、すでに なんの迷いもない」



「罪を犯したひとは、前を向いて生きちゃダメなのかな。過ちは一生 糾弾されなくちゃならないのかな」



「どんな理由があろうとも、罪には罰があるのが当然ですよね。でも、あそこ(医療少年院)は罰を与える場所ではないそうね。あたし、思うの。罰を受けずに更生する人間なんて いるのかしら。そんな虫のいい話・・・。だったら、被害者は報われないじゃないですか」



「被告人が自供している状況で、戦術上の理由から(弁護人が)無罪を主張することは、法廷を愚弄してる」


フジテレビ/2019年12月21日放送
【脚本】
戸田彬弘/【原作】中山七里
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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第2話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「言葉はいくらでも嘘をつく。本当のところがわかるのは、なにをやるかってことだけだ」



「あんたたち(検察官)はワルっていう人種を知らない。(毎日のように相手をしている?)違う、それはただ見ているだけだ。本当にやつらの生態が知りたいなら、ぬかるみの中に飛び込み、やつらと並んで泳ぎ、泥をみ、暗い ぬめりの中で息をしなけりゃ意味がない」


フジテレビ/2019年12月14日放送
【脚本】
泉澤陽子/【原作】中山七里
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悪魔の弁護人・御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~・第1話 [悪魔の弁護人・御子柴礼司]

「いつの世も、ヒーローとヒールは お茶の間の人気者だ。だが、たいていの場合、報道時点でヒールは塀の中だから、その代理人がスポットライトを浴びることになる」



「刑事や検察官には嘘を言ってもいい。だが、(弁護人の)わたしにだけは真実を話してくれ・・・・洗いざらい、なにもかもだ。拘置所を出るまでは、あなたの味方は世界中でわたししかいない」



「秩序ってのは、いったい誰が作るもんだと思う? (法律か?)惜しいな。法律ではあるんだが、その中の罰則こそが秩序安寧の根幹なんだ。どんな悪事もいずれは露見し、裁きを受けた上で、相応の罰が与えられる――。その認識こそが、秩序に直結してんだ。だから、われわれ(検事)はどんな罪に対しても寛容であってはいけない」



「求刑通りの判決ってことは、裏を返せば、もうすこし厳罰にすべきだっていう、裁判所の見解なんだ」



「わたしが家の中を調べてるあいだ、子供の相手をしておいてくれ。理屈が通じない相手は嫌いだ」



「法廷で裁かれるべきは、動機ではなく、行為のはずです」


フジテレビ/2019年12月7日放送
【脚本】
泉澤陽子/【原作】中山七里
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