王様戦隊キングオージャー・第50話（最終回） [キングオージャー]
「信頼なぞ、裏切りの前座。すべてを混沌の るつぼに落とし、わたしは それを あざ笑う。虫けらは わが愉悦の餌食となれ」
「おまえさんには お仕置きじゃ 足りないな。だが、とどめはふさわしい相手に譲るとしよう」
「永遠の命はずっと そばにあった。果てなき連なりの先で、命は永遠につながっていく。永遠の命に代わるもの――それは、無限に連なる小さき命」
「無理にひとつになる必要はない。姿かたち、心、ひとつとして同じものはない。交わらないから面白い。好きなところは受け入れて、嫌いなところは、そっとしておく。違う者同士、共に生きればいい。手をつなぎ、力を合わせるのは、いざというときだけでいい」
テレビ朝日／2024年2月25日放送
【脚本】高野水登
※ ３段目は２名による連続した台詞をつなげたものです
王様戦隊キングオージャー・第49話 [キングオージャー]
「聞け。この場においては、逃げる者こそが正義だ。だが、王に背く邪悪なる意志を抱く者は集え。（逃げずに）共に王を救うぞ！」
「命ある者は、みな死ぬ。だが、今日ではない」
「優しい おまえさんが無理をするな」
「優しさが強さに変わると、あなたに教わりましたから」
「追い詰められれば飯を食べ、ツラいときにはワハハと笑う。底なしの腹黒で、やつらの腹をいっぱいにしてやりましょう」
テレビ朝日／2024年2月18日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第48話 [キングオージャー]
「宇宙に光る無数の星――。その昔、ひとは星をつなげて星座を作った。そして、星座から物語を生んだ。ひとは ただの点に意味を見いだそうとする。なぜだろう。自分という ちっぽけな点に、意味があると思いたいからじゃないかな」
「生きてください。ひとを助け、生かしてください。それが続く限り、ぼくたちが負けることは絶対にない。これは・・・いつか勝つための戦いです」
テレビ朝日／2024年2月11日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第47話 [キングオージャー]
「シュゴッダムには力があります。その力を戦いのためではなく、生きるために、守るために、救うために、使ってください。手の届くひとだけでいい。王である ぼくが、必ず みんなを守ります」
「われわれは各国に飛び、現地のケガ人の救護、治療にあたります。誰も死なせず、誰も死なないこと」
「避難は一日にしてならず。食の国、トウフの役目は悲劇を祭りに変えること。皆を腹いっぱいにして、笑顔の避難生活にして差し上げましょう」
「罪は消えない。だが、やり直せる。ゴッカンの牢を出られるのは、ひとのために生きる覚悟を決めた者だけだ」
「おまえさん方の頭には、戦って勝つことばかり。でも、いまは手を差し伸べて、助けてる。どんな気持ちだい？ これを、これからのバグナラクの生き方にしよう。手と手を取り合う、優しい国に」
「貴様とオレ様の違いを教えてやる。手の温かさを知らないことだ。手をつなぎ、命をつなぐ。その力の前には、死など無力！」
テレビ朝日／2024年2月4日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第46話 [キングオージャー]
「死者をたたき起こして、戦わせるなんて、物語でも書きたくない邪悪だ」
「この鎌は おまえの命を刈り取る。こんな醜い力、おまえにしか使わない」
「仲間の死を悲しむ心があれば、誰かを傷つけることもなくなるだろ？」
「（永遠に）死なないって、生きてるって言えるのかな」
「あなたを見て、確信した。死の克服は医療の夢じゃない。死を忘れた者は、きっと あなたと同じ末路をたどる・・・死を求めて、死をばらまく化け物に」
「永遠は寂しすぎる。とても生き物には耐えられない」
「生を全うするために、医療はある。死があるから、生きることは美しいの」
「物語には ひとつだけ なくてはならないものがある。『これで、おしまい』だ」
「どうして、夕焼けって美しいのかしら」
「ほんの一時の儚いものだからさ」
「命も同じね」
テレビ朝日／2024年1月28日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第45話 [キングオージャー]
「守ってばっかりじゃ、守りきれない。王の証の力をみんなが使えるようになったら、こっちからダグデドを倒しに行く」
「混乱の中でこそ、秩序を守る。それが絶対中立の役目だ」
「リタ殿は素直な気持ちを話されない。中立を重んずるあまり、自らの気持ちにフタをしてしまう。わたしとリタ殿は同じなのです」
「カグラギは国に尽くすために、己にさえも嘘をつく。本心を隠すあまり、大切なものを見誤るときがある。カグラギと わたしは同じだ」
「（あがいても）ムダだ。必ず、希望が勝つ」
「ゴッカン（国）を頼む。苦しい人生になる。だが、モルフォーニャなら乗り越えられる」
「トウフ（国）のことは気にするな。スズメは自分の人生を豊かにするために生きなさい」
テレビ朝日／2024年1月21日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第44話 [キングオージャー]
「リーダーを決めるべきだ。過ぎた力・・・間違いを犯さぬよう」
「（殴った）ぼくだって痛い。これが力だ。ヤンマは王様だろ、だったら、民を守るためにしか、力は使っちゃダメだ」
「小細工は なしだ。タイマンでケリつけっぞ。もし、またオレが おかしくなったら、ぶった斬ってでも止めろ」
「正義感は罪悪感を塗りつぶし、簡単にひとを化け物に変える。だから、権力は最悪なんだ」
「ひとは進化する。１分前のオレと、いまのオレは違えんだよ」
テレビ朝日／2024年1月14日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第43話 [キングオージャー]
「家族を失うツラさがわかるなら、それを、何千、何万の民たちが、味わうことを想像しろ。いまを生きる民を・・・未来の家族を守るために、己を殺せ。それが王だ」
「オレたちを殺したいんだって？ 相思相愛だな。ははははは、そのまま死んでくれ。そのほうが、きれいだ」
「わたしが ここで話した記録は、すべて消し去ってほしい。わたしは多くの民を、自らの意思で犠牲にしてきた。その おぞましい事実が、宇宙を救うという大義や、わたしへの情けで、正当化されるようなことは未来永劫あってはならない。わたしは最悪の王として語り継がれるべきだ」
テレビ朝日／2024年1月7日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第42話 [キングオージャー]
「なにもすんな。それが、おまえの初めての王様仕事だ」
「兄様は兄様らしく、どっちつかずを貫いてください。ときが来れば、同じ場所に行き着くはずです」
「きみと出会えたことが、人生 最大の幸運だよ」
「わたしへの見返りもなしに、あの世へ逃がしはしませんよ」
「救える命は、等しく救う」
テレビ朝日／2023年12月24日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第40話 [キングオージャー]
「シュゴッドたちも自分の意志で宇蟲王にあらがってる。その気高さに、王たちは応える義務がある」
「地を這い、泥をすすろうと、懐に秘めた刀は折れず」
「この物語、やつの悲鳴で締めくくろう」
テレビ朝日／2023年12月10日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第39話 [キングオージャー]
「遊びってのは、真面目にやらなきゃ、つまらねえんだよ」
「死なないなら、死を望むまで切り刻む」
「てめえらの敗因、教えてやる。『１』を なめやがったからだ。一分一秒、一勝一敗、一人に一機・・・無限の『１』が集まって、でっけえ『１』の一丁上がりだ」
「（わたしたちは）英雄じゃない。王冠をいただく戦士。そして、王は民のためなら手を汚す。罪には必ず、罰を与える。さあ、幕引きだ」
テレビ朝日／2023年12月3日放送
【脚本】高野水登
※ ４段目は数名による連続した台詞をつなげたものです
王様戦隊キングオージャー・第38話 [キングオージャー]
「みんな、誰にも罰せられないってわかってる。だから、欲望に負けて、悪に飲み込まれちゃうんだ」
「ありのままなんて、怠ける口実です。リタはね、そういう くっだらないけど、みんなが持ってる欲望に勝っちゃうところがカッコいいんですよ」
テレビ朝日／2023年11月26日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第37話 [キングオージャー]
「生き延びたところで、怒る民に さらし首にされるのが落ち。ひと足先に、極楽浄土で贅沢三昧とさせてもらうよ」
「トウフは豊穣の国、命が芽吹く国。亡者の居場所はございません」
テレビ朝日／2023年11月19日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第36話 [キングオージャー]
「身分を偽り、姿かたちを変えようと、あなたの心があなたを、あなた たらしめる。ひとを思う心――それが あなたの持つ 最も美しいもので、わたしが ただひとつ 欲しいもの。だから、わたしに ちょうだい」
「身を汚せど、魂は輝く。力を奪えど、心はきらめく。美とは、生き様。我が名はイシャバーナの女王 ヒメノ・ラン。ただ我がままに、我が道をゆく。散ることを知らぬ花、その気高きを知るがよい」
「真の美しさがなんたるか、その身に刻みつけるといい。無様に踊れ！」
テレビ朝日／2023年11月12日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第35話 [キングオージャー]
「（わたしは ひとを）欺き、謀り、裏をかく。それは自分とて同じ。わたしは己すら裏切る男」
「生憎、（オレは）失って困るもんがあるほど贅沢者じゃない。気が済むまで殴れよ。ここに詰まった叡智は誰にも奪えねえ」
「ゼロから１を生み出す――。それがテクノロジーだ。オレには『終わり』なんて概念、ハナから無え」
「王のために命 張れっから、側近やってんだ」
「（おまえは）見えねえ なにかに動かされてた・・・。いつの間にか、贅沢者になっちまってたのかもな」
テレビ朝日／2023年10月29日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第34話 [キングオージャー]
「いいこと聞いたんだけどさ、人間って簡単に殺し合うんだろ・・・ちょこっと欲望を くすぐってやるだけで。なにも、違う種族同士を戦わせる必要なかったんだよ」
「あれが人間の本性。贅沢はひとの汚い部分をさらけ出す。それをダグデドは狙ってる。きっと、あらゆる贅沢をばらまいて、ひとをダメにして滅ぼすつもり」
「鬼で結構。悪魔で上等。オレ様は邪悪の王。ただ民に仇なす者をひねり潰すのみよ」
「気に入っていただけたかな、富と平和の国『シュゴッダム』は」
「それが他国の犠牲の上なら、オレ様は認めない」
テレビ朝日／2023年10月22日放送
【脚本】高野水登
王様戦隊キングオージャー・第33話 [キングオージャー]
王様戦隊キングオージャー・第30話 [キングオージャー]
「ターセルス・ミルーリア・ダ・パーゴね。イシャバーナの慣用句。意味は、そうね・・・『わたしが地獄に落ちても、こいつだけは地獄に落とす』かしら」
「（死体を操ることが）できたらいいんだけどなあ・・・。言うこと聞きやしない。脳みそが腐っちまってるからだろうな。こいつらは本能に従って動いてる」
「命を弄ぶ者に慈悲など与えない」
テレビ朝日／2023年9月24日放送
【脚本】高野水登
