コード・ブルー 特別編 -もう一つの戦場- [土曜プレミアム]
世にも奇妙な物語 '17秋の特別編・「運命探知機」 [土曜プレミアム]
「運命はあらかじめ与えられているものなんかじゃない。誰かが導いてくれなくたって、自分の足で追いかけて、自分の手でつかみとるものなんだ」
「オレはいつも楽しいことに巻き込んでくれるきみが好きだ。だから、これからは悲しいことにも巻き込んでほしい。つらいことにも、苦しいことにも、オレのことを巻き込んでよ」
フジテレビ/2017年10月14日放送
【脚本】三浦希紗
30年目の真実 ~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~ [土曜プレミアム]
「わたしがいちばん怖ろしかったのは、宮崎が ただの人間だったということだ。その場しのぎの嘘をつき、自分の罪をごまかそうとする、どこまでも情けなく、小さな、ただの人間だったということだ」
フジテレビ/2017年10月7日放送
【脚本】和田清人
山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章・第一夜 [土曜プレミアム]
「船場の いとはん からしたら、下々がなにを言うてる いうことですか。まあ、(そう思われるのも)ようわかってます。そやけど、上の方々は、下々が手足となって働かんと、大したことでけへんのと違いますか」
「さっき、あなたのまわりに渦ができてるのが見えました。あなたはきっと これからその大きな渦に巻き込まれてゆくのだと思います。大事なのは、冷静でいることですよ。一緒に回転しては自分を見失ってしまいますからね」
フジテレビ/2017年4月15日放送
【脚本】浅野妙子/【原作】山崎豊子
鬼平犯科帳 THE FINAL・後編 「雲竜剣」 [土曜プレミアム]
「いかな人助けも、悪をもってしては台無しではないか」
「ひとというものは、良いことをしながら悪いことをする。善と悪とが ない交ぜになった生き物でござりまする。(中略) 是非弁別の分かちがたきことは、見て見ぬふりをするのも肝要かと・・・」
フジテレビ/2016年12月3日放送
【脚本】田村惠/【原作】池波正太郎
モンタージュ 三億円事件奇譚・前編 [土曜プレミアム]
「この世には2種類の人間がいるんだ。働くために生きる人間と、生きるために働く人間。どっちが偉いとか言えないだろ」
「オレたちみたいに学歴のない人間はプライドを持つことすら許されちゃいないんだ。(警察官になったって)せいぜい、ヤクザかチンピラに威張るぐらいのもんだな。(中略) 石を投げてる(学生運動の)学生よりも、オレたちの身分は低いんだ、ここでは。社会の目はそう見てる」
「おまえも、なにか石を持て。おまえが いま ここで生きてるって言える石だ。学生が気分で投げてる石じゃねえぞ。人間としての誇りだよ。それを見つけて、社会に投げつけてやれ」
フジテレビ/2016年6月25日放送
【脚本】大森寿美男/【原作】渡辺潤
世にも奇妙な物語 '16春の特別編・「美人税」 [土曜プレミアム]
「あんたが いま不幸なのは、心がくすんでるからさ。心も外見と同じような美人になるんだね。そうすれば、きっと幸せはむこうからやってくるよ」
フジテレビ/2016年5月28日放送
【脚本】高山直也/【原案】加藤公平
一千兆円の身代金 [土曜プレミアム]
「大人の思惑に飲み込まれるな。未来は若者たちが作らなきゃいけないんだよ。声を上げるんだ。どうせ変わらないと、あきらめちゃいけない。オレだって、もちろん同罪だ。不満は言うくせに、決して変えようとはしない。けど、それじゃダメなんだよ。この国を変えるには、オレたちがまず変わらなきゃいけないんだ。オレたちが逃げたら、もっと幼い子供たちはどうなる。(中略) 子供の未来を救えるのは、オレたちだけなんだ」
「生きてる限り、希望はある。だから、自分の心と言葉で戦え。挑むことを怖れたら負けなんだ。大人たちがクソくらえなら、おまえたちが扉をこじ開けろ。おまえらの子供たちに、それを見せつけてやれ」
「おまえは偉い。おまえはテストに関係なく、ちゃんと一生懸命 勉強してる。そういうの忘れるな。それが おまえの生きる力になる」
フジテレビ/2015年10月17日放送
【脚本】龍居由佳里、小峯裕之/【原作】八木圭一
容疑者は8人の人気芸人 [土曜プレミアム]
新・ナニワ金融道 [土曜プレミアム]
「ひとは簡単に金が手に入る味をしめたら、転落は早い」
「日本ちゅう国はな、警察にさえ見つからなんだら、なにやったってかまへん国やで」
「お金って、化けもんやね。最初は優しゅう輝いてんのに、手 触れたとたん、姿を変える。ひとを飲み込む怪物になる」
フジテレビ/2015年1月24日放送
【脚本】君塚良一/【原作】青木雄二プロダクション
リーガルハイ・スペシャル [土曜プレミアム]
「最も厄介な敵は、失うものがない人間です」
「売られたケンカを買わないと、世間は負けたとみなすのだよ」
「世間は正論よりも、醜いスキャンダルのほうが好きなんです。いまやあなたは、白い巨塔の頂点で欲望の限りを尽くす悪の権化ということになっている。悪の権化が受け取った金は、研究資金ではなく裏金なんです」
「手玉がないときの武器は、敵の弾だ」
「正義を貫くっていうのは、気持ちいいもんだよ。たとえ貧乏だろうが、自分に酔っていられる」
「医は仁術。たしかにその点からいえば、赤目義二は最低の医者かもしれませんね。権威にあぐらをかき、不遜で、横暴で、スタッフと軋轢が絶えず、いい年をして若い愛人をたくさん作った。患者や遺族の気持ちなど意に介さず、死んだらさっさと追い出し、患者の名前すらちゃんと覚えない。最低だ。最後は病院から放逐され、家族からも見放され、広い豪邸でたった独り、助けてくれる者もなく、倒れていた。まさにあわれな晩年です。罰が当たったんでしょうか。ですが、彼の書斎は膨大な資料の山で足の踏み場もないほどでした。病院を追われたあとも、彼はその山に埋もれて研究に没頭していました。その姿を思い浮かべるとき、わたしには彼がこう言っているように思える。医は科学である、と。難病治療という科学の発展こそが、彼にとってはすべてだった。そのために金を集め、実績を上げ、権力を欲した。科学に必要なものはデータです。(患者の)人生でも、名前でもない。医学を前に進めるために必要なことは、遺族と一緒に泣くことではない。直ちに次の患者の治療にあたることだ。彼がこんなことを言っていた。 『病院がつぶれようとも、家族がイジメに遭おうとも、そんなことはどうでもいいことだ』 と。そのあとに、こう続けたかったのではないでしょうか。 『・・・医学の進歩に比べれば』 。(彼は)血も涙もとっくに捨てたんですよ」
「進歩と引き換えに犠牲を要求してきたのが科学だ。(中略) その死のひとつひとつが医療を進歩させてきた。現代の医療は、その死屍累々の屍の上に成り立ってる。誰しも医学の進歩のためには犠牲があっても仕方がないと思ってるはずだ。その恩恵を受けたいからね。しかし、その犠牲が自分や家族であるとわかったとたんに、こう言うんだ。話が違う、と。なんで自分がこんな目に遭わなければいけないんだ。誰のせいだ。誰が悪いんだ。誰を吊し上げればいいんだ。教えてやるよ。訴えたいなら、科学を訴えろ。あなたのご主人を救えなかったのは、現代の科学だ。(科学を訴えることができないの)だったら、せめて狂気の世界で戦い続ける者たちの邪魔をするな」
「科学は死に意味があるんです。(患者の)死こそ希望です。赤目義二を吊し上げたところで、あなたの奥さんの弔いにはならない。我々にできることは、せめて いまある命を慈しむことです。一日一日が奇跡なのだと知ることです」
フジテレビ/2014年11月22日放送
【脚本】古沢良太
東京にオリンピックを呼んだ男 [土曜プレミアム]
「死なない。死ねない。夢をこの手につかむまでは、たとえ殺されたって死ねないよなあって、ふたりでいつも話してたんですよ。和田さん・・・夢って、ひとを殺すんですね」
「みなさんは『far east』という言葉を耳になさったことがあるでしょう。極東―far east。しかし、日本はもはや、ジェット機が飛ぶようになったいま、farではありません。遠いのは、国同士、人間同士の理解です。国際関係や人間関係の上での距離をなくすためには、人と人とが直接会うことがいちばん。お互いを理解するところから、世界平和がはじまります。西洋で咲いたオリンピックという花を、いまこそアジアでひらかせるべき時です。西洋でひらいたオリンピックという花を、いまこそアジアで咲かせてほしいのです」
「そこに風は吹いても、その風は目には見えません。風のすることが見えるのです」
フジテレビ/2014年10月11日放送
【脚本】寺田敏雄/【原作】高杉良
アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子 [土曜プレミアム]
「あんたにも悪だけじゃなくて、ひととしての善があるってこと(はわかった)。でもね、愛って言葉で、自分のやったこと正当化するんじゃないわよ」
フジテレビ/2014年8月9日放送
【脚本】龍居由佳里/【原作】深町秋生