「学校っていうのは、1つの舞台じゃないかなあって・・・。舞台の上では、教師もぼくも同じ共演者で、そこで起きることは、みんなの責任って言えるよね。そう考えると、学力低下とか、教育の腐敗とか、いろいろ言われてるけど、教師だけのせいにしちゃいけない。社会や、周囲のせいだけでもない。ぼくたち生徒も、同じ舞台の上にいる共犯者なんだよね」



「ずっと以前は、誰もがあたりまえのように口にしていた言葉があったなあって・・・。どんな先生に対しても、学ぼうという気持ちを失わないために、いまこそ必要な言葉――『先生はエライっ!』。たとえ幻想に過ぎなくても、そう思うことで、きっと何かが変わるんじゃないかな」


日本テレビ/2008年4月12日放送
【脚本】水橋文美江