「恋はしてるのかもな。沈んでたオレの気持ちが軽くなったんだから。でも、愛じゃない。(中略) ひとはさ、生涯で愛せるのは一人だけだと、オレは思う」



「わからないけど、悲しいことが・・・いっぱい・・・たくさん悲しいことが起きると、ひとは(その責任を求めて)誰か身近な人間を傷つけたくなることがあるんだろうね」



「ぼくがその子だったら、一度は誰かに責めてほしい。心の中で思われるなんて、まっぴらさ。一度は 『おまえのせいでママは死んだ』 ――そのくらい責めてほしい。じゃないと、生涯、自分で自分を責めなくちゃならないからね」


フジテレビ/2016年5月15日放送
【脚本】野島伸司