「すぐに(弁護人を)辞任するべきだ。痴漢事件では、被害者の供述に沿って有罪ありきの調書が作られて、裁判になったら、判事は検事の主張をとことん聞き入れる」



「やってもないのに、やったって嘘ついて、自分の人生、自分の手で汚せって言うのか。オレは一生懸命 努力して、一生懸命 働いてきたんだぞ。一度 自分に嘘をついたら、この先ずっと あきらめて生きなきゃならなくなる気がするんだよ。そんなの、いままでの自分が かわいそうじゃないか」



「人生には、意地でも踏ん張らなきゃいけないときがあるの。白旗 上げちゃいけないときがあんの。いまが そのときよ。あなたには まだ戦う権利が残されてる」



「(弁護士の)資格がないと、ひと救っちゃいけないの? 資格がないと、困ってるひとに手を差し伸べることもできないわけ?」


テレビ朝日/2018年10月11日放送
【脚本】橋本裕志