「政治家は国のために腹を切る覚悟がなくなり、ただの商売人に成り下がった。六本木の偽のバベルの塔に住む社長は、テレビで平気で『世の中は金ですよ』って、身も蓋もないことを偉そうに ほざく。金を持っていない人間はダメ扱い。ものがあふれ、豊かで便利になった世の中で、幸せを感じれない若者が多数出現。末端に生きてるオレがおかしくなっても、誰も文句は言えないはずだ」



「そいつは ひとを愛したことがありません。ひとは ただの風景のひとつ」



「才能もないのに、顔が可愛いだけで生きてるやつらがムカついてたから、(顔をケガして)ちょうどよかった。わたしはそうじゃないって、証明できるし」


TOKYO MX/2019年5月28日深夜放送
【脚本】島田角栄