「小説を書くということは、意識と無意識の留め金を外し、漂う言葉を拾うこと」



「小説家は心の中に怪物を飼っている。怪物は心をエサにして成長するの。一旦 育ち始めたら、食い尽くすまで満足しない。それが あたしを駆り立てて、この手を動かすよの」



「安全なところに身を置いたままで、真実に迫るなんて できない。邪魔が入るのは、事件の裏にある闇が深いから。そして、それを隠そうとする力が働いているからよ」


テレビ東京/2023年5月15日放送
【脚本】山本むつみ/【原作】 望月諒子