炎上 警視庁強行犯係・樋口顕14(今野敏サスペンス) [月曜プレミア8]
「よく時間が悲しみを癒すなんて言いますが、そんなことはないね。ただ慣れるだけだ、悲しみに」
「子供によって親は壊れもするし、修復もする。やっぱ すごい力だな、親にとって子供ってのは」
「科学技術の発展は、本来人類の自由と幸福のためにこそあるべきだ。が、人間の成長のほうが、そこに追いついてないんじゃないか」
テレビ東京/2024年4月1日放送
【脚本】坂上かつえ/【原作】今野敏
西村京太郎サスペンス 十津川警部の事件簿4・終着駅殺人事件 [月曜プレミア8]
「きみたちの復讐はまだ終わってない。(中略) でもな、これ以上 ひとを殺しても、大切なひとを失った悲しみや傷は、決して癒えたりはしないぞ。それどころか、復讐は苦しみを さらに深くしていくだけだ」
テレビ東京/2023年10月9日放送
【脚本】大石哲也/【原作】西村京太郎
駐在刑事SP 2023 [月曜プレミア8]
「累犯加重は知ってるな。(中略) 懲役刑を終えて5年以内にさらに罪を犯すことを『累犯』って言うの。いまのあなた(のこと)。累犯加重の『加重』の意味は、今回の罪に対して懲役が最長2倍になるということだ。仮に、おまえが殺人罪で懲役15年になったとしよう。その場合、懲役が最悪で30年まで伸びることになる。30年は長いよな。残りの人生のほとんどを刑務所で暮らすことになる」
テレビ東京/2023年9月25日放送
【脚本】田子明弘/【原作】笹本稜平
※ 上記は2名による連続した台詞をつなげたものです。
また、実際の台詞は 「その場合、懲役が最悪の場合、30年まで伸びることになる」 でしたが、こちらの判断で 「場合」 の連続を削除しました。
警視庁追跡捜査係 -交錯- [月曜プレミア8]
「無差別(殺人)って言葉も気に入らねえんだよなあ。(中略) 明らかに野郎の集団は避けて、おんな子供をを狙ってんだよ。こいうやつはよ、あとで(殺すのは)誰でもよかったなんて言うんだけどよ、実際は弱いやつ狙い撃ちしてんだよ。そういうとこ、許せねえんだよな」
テレビ東京/2023年8月7日放送
【脚本】小峯裕之/【原作】堂場瞬一
雛菊 警視庁強行犯係・樋口顕13(今野敏サスペンス) [月曜プレミア8]
「子供たちの健全な成長には、家族間の愛情や信頼が不可欠なんだよ。ベタベタしろってことじゃねえぞ。安心させてやれってことだ」
「気づいたんです。求めるよりも、与えることで、わたしは独りじゃなくなるんだって」
「誰かのために つくすことは、悪いことじゃないよ。自分のためだけに生きていたら、本当の幸福は得られないんだよ」
「男と女の違いは認めたほうがいい。違いを認めて、初めて平等になれるのよ」
テレビ東京/2023年6月26日放送
【脚本】坂上かつえ/【原作】今野敏
神の手 [月曜プレミア8]
「小説を書くということは、意識と無意識の留め金を外し、漂う言葉を拾うこと」
「小説家は心の中に怪物を飼っている。怪物は心をエサにして成長するの。一旦 育ち始めたら、食い尽くすまで満足しない。それが あたしを駆り立てて、この手を動かすよの」
「安全なところに身を置いたままで、真実に迫るなんて できない。邪魔が入るのは、事件の裏にある闇が深いから。そして、それを隠そうとする力が働いているからよ」
テレビ東京/2023年5月15日放送
【脚本】山本むつみ/【原作】 望月諒子
さすらい署長 風間昭平スペシャル16・富士山河口湖殺人事件 [月曜プレミア8]
「警察署長がさ、こんなところで油売ってていいのいかよ、税金泥棒め。まあ、オレが払ってる税金、酒税ぐらいだけどな」
「(壮大な計画であればあるほど)責任の所在を あえて うやむやにしておくのは、(失敗したときの)危機管理のひとつだからね」
「(内部告発は)巨大な権力に飲み込まれたとき、善良な市民が己の命、暮らし、誇りを守る最後の拠り所です」
「単なる思いつきです。でも、思いついたんで、やってみます」
「どんな悪事があったって、それで(社会が)回ってるうちは それでいいんだ。たとえ他人がどんな被害を被っても、見て見ぬふりをすればいい――。それが世間だ」
テレビ東京/2023年4月24日放送
【脚本】森下直/【原案】中津文彦
横山秀夫サスペンス ペルソナの微笑 [月曜プレミア8]
「刑事捜査は形になった罪を問うが、公安捜査は目に見えない罪を問う」
「治安を守るという大義は、すり減らした精神の先にある」
「阿部勇樹に殺意はなかった。罰せられるべきなのは、殺意という形にならないものを(あいつに)押しつけた男です。その罪を問うことをやめたら、あいつだけが事件を背負い続けることになるんです」
テレビ東京/2023年1月23日放送
【脚本】青島武/【原作】横山秀夫
警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ 愛と涙のさよならスペシャル! [月曜プレミア8]
「(杉並中央署なんでも相談室、通称ゼロ係は)警視庁内で集められた、えりすぐりの無能な連中だ。ゼロになにを掛けてもゼロだったはずが、なぜか掃き溜めに正体不明の化学反応を起こした。やつらが小早川の力を引き出し、飛躍的に高め、いまや お互いが なくてはならない存在になっている」
テレビ東京/2022年11月7日放送
【脚本】吉本昌弘/【原作】富樫倫太郎
駐在刑事SP 2022 [月曜プレミア8]
「前科者は結局、自分の家族まで不幸にする。それは自分が再び罪を犯すより、よっぽど罪深い」
「なんでオレが(江波さんを)かばわなきゃならないんだ。現にオレは いま あのひとの話をしているだけで、イライラしてんだぞ。ただな、ときには あのひとにしか見えない、あのひとにしかできないことがあるってことだ」
テレビ東京/2022年10月17日放送
【脚本】田子明弘/【原作】笹本稜平
黙秘犯 [月曜プレミア8]
「オレは言葉ってものを信用してない。ひとが なぜ言葉を使うようになったのか、言葉を必要としたのか。それは嘘をつくため、言い訳をするためだった――オレはそう思ってる」
「お金持ちと代議士か。いつの世もワンセットだ」
「きみは自分を責めた・・・生きる意味どころか、死ぬ資格すらないと。きみは生きながら死んだ。それ以来、どんなにツラいことも、苦しいことも、全部 受け入れ、自分を罰するために生きることを選んだ」
テレビ東京/2022年8月8日放送
【脚本】寺田敏雄/【原作】翔田寛
再雇用警察官4 [月曜プレミア8]
「あなたは いい加減 目を覚ますべきだ。力を持って、ひとの上に立つということは、責任を背負うということです。あなたには、力しか見えていない。力でひとを御せると思うのは、大間違いだ」
テレビ東京/2022年7月4日放送
【脚本】吉本昌弘/【原作】姉小路祐
記憶捜査スペシャル2 ~新宿東署事件ファイル~ [月曜プレミア8]
「昭和63年頃からかな、バブル景気ってのが始まってね。土地の値段が爆発的に上がったんだ。東京の山手線の内側の土地で、アメリカ全土が買えるなんてスゴイこと言ってたよ。それで、小さな土地をまとめて転売する地上げ屋が大量発生して・・・暴力的なものも多くてね、暴対法とか、暴排条例とか、まだない時代でしょ。やりたい放題だ。家から追い出すために、いろんな嫌がらせしたり、放火したり、ダンプで突っ込んだりが、日常茶飯事だった。(まるで修羅の都?)20代のきみらにとっては、そんな感じか」
「(建物を燃やせば借地権がなくなるから、当時の地上げ屋はよく放火した? そんなことするくらい)なら、ダンプで家を壊せば済む。事故を装ってダンプで突っ込めば、執行猶予がつく。放火なら確実に実刑だ。放火殺人なら死刑だ。わざわざ放火なんかしないよ」
「(逃亡にタクシーが使われると、なぜ厄介なのか。)車道の防犯カメラであるNシステムには、車のナンバーと、運転手と助手席は映るけど、後部席の客は映らないからです」
テレビ東京/2022年6月20日放送
【脚本】櫻井武晴
暁鐘 警視庁強行犯係・樋口顕12(今野敏サスペンス) [月曜プレミア8]
「わたしは、あなたの犯罪がまったく理解できないわけではない。しかし、あなたの それは、人生そのものを放棄したように見えます。放棄すべきじゃなかった。(中略) わたしはね、あなたの10年後、20年後を見てみたい」
テレビ東京/2022年4月4日放送
【脚本】坂上かつえ/【原作】今野敏
女王の法医学 ~屍活師~2 [月曜プレミア8]
「(おかあさんの生きた証を残したかった?) 変な承認欲求・・・くだらない。おかあさんは『感謝されたい』って言ったの? 勝手に死んだひとの気持ちを決めつけたわけだ・・・いちばん母親を理解してるはずの あなたが」
「あたしたち(法医学者)が遺体の声を聞けるように、生きてるあんたの思いも、きっと(亡くなった)おかあさんに届く」
テレビ東京/2022年3月21日放送
【脚本】香坂隆史/【原作】杜野亜希
内田康夫サスペンス 浅見光彦・軽井沢殺人事件 [月曜プレミア8]
「パワハラ気質のひとは、声が大きくて(捜査対象としては)ありがたい」
「なぜ、いつも きみたちなんだ・・・。遠い過去を連れてくるのも、命の始末を邪魔するのも、いつも きみたちのような、若い人間がわたしを苦しめる」
テレビ東京/2022年2月28日放送
【脚本】岩下悠子/【原作】内田康夫