「脚本家のむなしさは、通常ならば完成した台本をプロデューサーに渡し、彼の手から演出家、役者、スタッフたちへと流れ、自分の意図とは少しずつ狂いながら、それが勝手に料理されていくことだ。それは、あるときは脚本家を傷つけ、逆らえない悔しさに唇を噛みしめさせた」


テレビ朝日/2020年3月26日放送
【脚本】倉本聰