「ここが痛いって言わせてあげるだけでいいんじゃないですか。ここが痛い、まだ痛むって、口に出させてあげることは、本人の心を軽くします。解決が無理でも、それで糸口が見つかるということもある」



「先生の言葉はときどきキツイけど、わたしには ないと困る」



「子供は堂々と大人の力を借りていいと思う。わたしも いろんなひとの力 借りてきたから。わたしに できることなら、(あなたのために、なにか)したい」


NHK/2021年10月7日放送
【脚本】安達奈緒子