「若いころは、ひとの結婚式 見て、幸せのお裾分けをもらった気分になれるのよね。それが、やがて嫉妬の対象としか見られなくなり、その時期を越えると、ただの出費にしか見られなくなるのよ」



「お布団でございますが、布団叩きで叩いても、実は あまり意味がございません。(ひとも、布団も)叩けば、きれいになった気分には浸れますが、繊維を壊してるだけで、汚れは むしろ奥のほうへと入り込んでしまい、きれいになる効果は ほとんど ございません。しばらく干して、あとは表面をそっとなで、汚れを落とせば充分でございます。大事なのは風通しを よくしてやること」


テレビ朝日/2022年5月6日放送
【脚本】小峯裕之
※ 1段目は3名による連続した台詞をつなげたものです