SSブログ

負けて、勝つ ~戦後を創った男・吉田茂~・第3話 [負けて、勝つ]

「考えてから走っては遅いんだ。走りながら考えろ」



「GHQの言いなりになることは改革なのか。日本人主導(の政治)を譲るわけにはいかん」



「新聞に広告が出たんよ。特殊慰安施設協会――耐えがたきを耐えて、全日本婦人の盾となれ、と。警察署長が来て、きみたちでなければ、進駐軍から日本人の操を守り通すことはできない。そう言うて、連れてこられたんよ。あたしらが真っ当じゃないなら、真っ当じゃなくしたんは、あんたら国のもんでしょう」



「何人も死んだ。病気になって川に捨てられた。兵隊さんとおんなじよ。それを国のために死んだと言うんよ。あんたら役人はそうやって、すぐにきれいな話にするんじゃ。だけど、うちら みんな知っとる。うちらに股ひらくように命令したんは誰よ。米兵に股ひらくように命令したんは、国の者でしょう」



「総理大臣なんて、ほかに なにもできん愚か者のする仕事かもな」


NHK/2012年9月22日放送
【脚本】
坂元裕二/【脚本協力】穴吹一朗
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。