刑事のまなざし・第３話

「信頼っていうのはさ、相手の未来を信じることじゃないか。たとえいま相手がどんな状態であっても、相手の未来の可能性を信じてやる。それが本当の信頼なんじゃないか」

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「悔しい気持ちはわかるが、手は上げるな。たとえ親子でも、愛情があっても、手は上げるな」

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「親父はもとが取りたかったんだ。オレにいい教育を受けさせたのは、将来、偉い人間にするため。愛情じゃない。投資だよ。立派な息子が欲しかっただけ」

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「オレは息子を信じていると言いながら、心の底であいつを思い通りにしようとしていたんだ。信頼という言葉で支配していたんだ」

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TBS／2013年10月21日放送
【脚本】岩下悠子／【原作】薬丸岳